社会保険労務士 川嶋英明– Author –
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労災・雇用保険の改正
変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準を解説 ③異常な出来事等
昨日までで、変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準のうち「長期間の過重業務」「短期間の過重業務」まで解説しました。 最後となる今回は「異常な出来事」の変更点と「対象疾病の追加」について解説していきます。 前回までのおさらい まず... -
労災・雇用保険の改正
変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準を解説 ②短期間の過重業務
前回は変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準のうち「長期間の過重業務」について解説しました。 今回は「短期間の過重業務」について解説していきます。 前回までのおさらい まずはおさらいですが、今回の基準が見直され変更された点は以下... -
労災・雇用保険の改正
変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準を解説
今回は変更された過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準を解説していきます。 脳・心臓疾患の労災認定基準を改正しました(厚生労働省) 過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準の主な変更点 今回、基準が見直され変更された点は以下の通りです。 ■... -
就業規則
ハーズバーグの二要因理論とは?就業規則が労働者の不満を減らす理由
いきなりですが、就業規則を変えても、会社は元気になりません。 「ちゃんとした就業規則を作れば、社員が活き活き働くはずだ」、そう信じている経営者もいるようですが、決してそんなことはありません。 なぜなら、就業規則には労働者のモチベーションを... -
労務管理
「個人の判断で打つ」という予防接種の原則と会社の労務管理
今回は新型コロナワクチンを始めとする予防接種と会社の労務管理の話。 特に、自社の労働者に予防接種を打つことを強制できるか、という点について書いていきます。 ちなみに、今回の記事は、今月発売されたSR最新号にわたしが寄稿した記事の再構成となっ... -
その他
麻雀やポーカーで「組織は戦略に従う」「戦略は組織に従う」を考える
今回はいつもの労務管理関連の記事とは違い、会社経営のコンサルティング的な観点やマーケティングの観点から企業経営、特に中小企業の経営に関わる話をしたいと思います。 「組織は戦略に従う」のか、「戦略は組織に従う」のか 卵が先か、鶏が先か... -
その他法改正
制度の個別周知・意向確認など改正育児介護休業法の省令案を解説
前回に引き続き、今年(令和3年)改正された育児介護休業法と合わせて改正される、育児介護休業法の省令案についてみていきます。 前回の記事では主に男性版の産休こと出生時育児休業に関する省令案をみたので、今回はそれ以外の改正内容について。 なお、... -
その他法改正
男性版の産休こと出生時育児休業に関連する省令の改正案が出ています
以前の記事で、育児介護休業法が改正内容について解説させていただきました。 https://www.sharoushi-nagoya-hk.com/archives/11116 ただ、法律は、法律で大まかなことを決め、細かいことは省令で定めるのが通例となっています。 そのため、改正さ... -
労災・雇用保険の改正
過労死等(脳・心臓疾患)の労災認定の基準に関する報告書が公表されました
令和3年7月16日、厚生労働省より「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書が公表されました。 ここでいう「脳・心臓疾患の労災認定の基準」とは、いわゆる「過労死」などの過重労働を理由とする疾患に関する労災基準のことをいいます。... -
労働契約
無期契約を結ぶ前に試用期間として有期契約を結ぶのはあり?なし?
世の中には、労働者を雇い入れる際、試用期間を設ける代わりに有期雇用契約を結ぶ、ということをしている会社があります。 理由としては、無期雇用契約で労働者を雇い入れ、試用期間中の働き方に不満があるため試用期間後に本採用拒否するとなると、これは... -
労務管理
退職後の労働者の競業は制限できる?競業避止義務契約の合理的範囲は?
労働者が会社を辞めて転職したり独立したりしようと思う場合、前職と全く関係の無い職に就くのではなく、前職の経験を活かすため同じ業種の他の会社に転職したり、独立して会社を興す方が普通です。 その際、やめられた方の会社が気になるのが、退職した労... -
その他
人は予測可能な形でエラーを起こす 【書評】行動経済学の逆襲
ノーベル経済学賞受賞者の自伝的な本 本書は2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーの自伝的な内容だ。 自伝的な内容となっている分、他の行動経済学の本と違い、時系列として行動経済学がどのように発展してきたかわかりやすく、... -
労働契約
いつの間にか労働契約化してしまう本当は怖い労使慣行の話
日本社会は、書面での契約をあまり重視しない、あるいは書面での契約を結ぶ習慣があまりないこともあり、口頭での約束やいつの間にかできていたルールをより重視する傾向があります。 日本の職場は特にそれが顕著で、労働契約や就業規則に記載がない、ある... -
社会保険の改正
傷病手当金や育休中の保険料免除等、令和3年改正の健康保険法等を解説
追記:育児休業の保険料免除に関して誤りがあったので訂正しました。 後期高齢者の一部が自己負担2割となる件がメディアでも話題になっているとおり、今国会では健康保険法等についても改正されています。 今回は改正された健康保険法等の中で、労... -
その他
閑話休題、狂気の条文「育児介護休業法9条2項」を読み解いてみる
過去2回にわたって今国会で改正された育児介護休業法について解説してきましたが、今回は閑話休題。 改正法の解説をする場合、当然、法律の条文を見るのですが、今回の育児介護休業法の改正の記事を書くに当たって思わず「!?!?!?」となるような条文... -
その他法改正
育休の分割取得や雇用環境整備等、令和3年改正の育児介護休業法を解説
前回は男性版の産休と呼ばれている「出生時育児休業」について解説しました。 実は、それ以外にも育児介護休業法については改正されているので、今回はその改正内容についてみていきます。 育児休業の分割取得 1歳到達までの育児休業の分割取得 現... -
その他法改正
令和4年10月施行の男性版産休「出生時育児休業」とは?
今国会(衆議院・本会議)で、改正育児・介護休業法が成立しました。 この改正には「男性版の産休」と呼べる制度の創設が含まれており、注目が集まっています。 今回は、この「男性版の産休」と呼ばれている「出生時育児休業」についてみていきます。 ... -
外国人雇用
受給権を持ったまま帰国した場合は? 外国人労働者と年金制度を解説
今日は外国人労働者の年金について。 日本に住んでいる限り外国人であっても加入が必要 外国人労働者を雇用されている会社では周知のことかと思いますが、外国人であっても日本の年金制度に加入する必要があります。 なぜなら、日本の年金制度では「国籍」... -
労務管理
所持品検査の4要件?労働者に対する持ち物検査を問題なく行うには
貴金属や電子部品など、高価な物品を扱う会社からすると頭が痛いのが、そうした物品の盗難です。 しかも、一般的に言えば、会社の物を盗むのは外部の人間よりも内部の人間、つまり、従業員の方が簡単です。 こうしたこともあり、従業員による盗難を防ぐた... -
助成金関係の最新情報
助成金の花形、令和3年度の「キャリアアップ助成金」の変更点を解説
コロナ禍における雇用調整助成金を別にすれば、雇用関係の助成金でよく利用される助成金というと特定求職者雇用開発助成金とキャリアアップ助成金でしょう。 今回は、このうち、キャリアアップ助成金について、令和2年度から3年度にかけて変更された部分に... -
労働契約
会社都合の休業?振替休日?GWの中日を急遽休みにする場合の注意点
連休の中日ですね。 お休みのところも多いと思うので今日は軽め。 GWの中日を急遽お休みにしたい場合 さて、世間がコロナでこういう状況、ということもあり、本当は今日は労働日の予定だったけど、急遽お休みにした、というところもあるかもしれま... -
助成金関係の最新情報
障害者雇用安定助成金が廃止!? 令和3年度の障害者の助成金について
昨日に引き続き障害者の話ですが、今回は障害者の助成金について。 実は、令和3年度より障害者の助成金の代表格ともいえる「障害者雇用安定助成金」の大幅な整理・統廃合が行われています。 こちらは、文章で説明するよりも厚生労働省のリーフレットを見た... -
助成金関係の最新情報
4月より小学校休業等対応助成金は両立支援助成金の1コースに縮小に
追記:令和3年9月7日、厚生労働省より令和2年度に行われていた「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」の再開が発表されました。 さて、現在のコロナ禍の口火を切ったともいえる政府の対応といえば、昨年3月の学校等の休校でし... -
助成金関係の最新情報
コロナ禍の出向のための特別な助成金「産業雇用安定助成金」
4月は新しい助成金の季節ということで、昨日に引き続き助成金の話。 今回のコロナ禍で出向のニーズが高まっていることから、厚生労働省はより出向(在籍出向)に特化した助成金として令和3年2月より産業雇用安定助成金が創設されています。 この助成金は「... -
助成金関係の最新情報
高年齢雇用継続給付をやめるともらえる高年齢労働者処遇改善促進助成金とは?
今年の4月から施行された改正高年齢者雇用安定法にしっかり対応した新刊、発売中です! 上記の本の一番のテーマは、定年後再雇用者の労務管理として今現在もよく行われている「定年再雇用を機に賃金を大きく引き下げる」という労務管理についてです... -
高齢者雇用
定年後再雇用者を継続雇用制度で他の事業主に雇用させる場合の注意点
日本法令さんから新刊発売中です。Kindle版もあります! また、日本法令さんの会員の場合、日本法令さんの通販で買えば、通常の価格よりも安く買うことができます! https://www.horei.co.jp/iec/products/view/2501.html さて、今回は上記の本で書... -
年金・健康保険制度
通信制の学生は? 無認可校は? 社会保険加入における学生とは
そもそも学生って言葉、曖昧すぎでは? よくよく思い返してみると、学生とか学生時代、という言葉って結構、曖昧な言葉ですよね。 小学生だって学生だし、社会人しながら夜間大学に通ってる人だって学生には変わりありません。 ただ、ほとんどの場... -
高齢者雇用
定年後再雇用者に同一労働同一賃金が必要な理由
3月27日発売の新刊の著者分が届きました。 さて、今回の本では定年後再雇用者(定年後に再雇用された労働者)の同一労働同一賃金を主なテーマとして扱っています。 ただ、なかには定年後再雇用者と同一労働同一賃金に何の関係があるのか、と思う人もい... -
高齢者雇用
なぜ同一労働同一賃金で正社員の賃金は下がるのか
前の記事でもお知らせしましたが、3月27日に日本法令さんよりわたしの新しい本が出ます。 新刊発売前なので、本当はもっとブログを更新してバリバリ宣伝しないといけないタイミングなのですが、いかんせん色々忙しかったので・・・。 さて、今回はこちらの記... -
社会保険の改正
働いてても年金額が増額!? 在職時定時改定とは?
令和2年通常国会では年金に関する法改正がいくつか行われましたが、今回はその中から「在職時定時改定」について解説します。 在職時定時改定とこれまでの年金額の改定 在職時定時改定とは、65歳以上の働きながら(社会保険に加入しながら)年金を...
