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Q8 労働基準法の基準を下回る契約は有効ですか

A8 労働基準法の基準を下回る部分だけ無効となり、下回る部分は労働基準法の基準に自動で引き上げられます

労働基準法の基準を下回っているからといって、その労働契約が全て無効になるわけではありません。

例えば、ある会社で時間外手当を法律で定められているの1.25倍ではなく1.10倍しか払っていなかったとしましょう。その代わり、有給が労働基準法の基準よりも多く与えられています。

この場合、時間外手当を1.25倍に引き上げられた上で、労働基準法の基準よりも多く与えられている有給の規定はそのまま有効と判断されます。つまり、労働基準法以上の部分があるからといって、他の箇所をそれ以下にすることはできないわけです。

このように、労働基準法の基準以上の部分はそのままに、下回っている部分だけを労働基準法の基準にまで自動で引き上げます。

これは「部分無効自動引上げ」と呼ばれ、労働基準法の非常にユニークな特徴の1つとされています。

Q1 労働者を雇う際、必ず書面で労働契約を結ばなければいけませんか
Q2 労働契約を結ぶ際に労動者に必ず伝えておかないといけないことはありますか
Q3 雇入れ時に結んだ労働契約の内容を変更したいのですが
Q4 労働者に契約違反があった場合、損害賠償を請求することは可能ですか
Q5 内定を与えても正式な労働契約を結んだことにはなりませんよね
Q6 内定を辞退した労動者に対して損害賠償を請求することはできますか
Q7 労働契約と雇用契約の違いはなんですか
Q8 労働基準法の基準を下回る契約は有効ですか
Q9 就業規則と労働契約とで内容の異なる箇所があるのですが

2016/08/05