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マイナンバーカードからの番号漏洩はこれで守る!?サンワサプライの「一度だけはがせる目隠しシール」使用レビュー

2016年6月17日

マイナンバーカードの交付がなかなか進まないので、マイナンバー制度の親分、総務省もちょっと焦り気味のようですね。

マイナンバーカード、11月までに交付 総務省が自治体に要請

わたしは、マイナンバーカードの交付申請を1月の末くらいにしたのですが、実際に交付を受けられたのは4月の末。約3ヶ月も待たされてしまいました。

で、このマイナンバーカード、カードの表面が身分証明証となっていて、カードの裏面に個人番号が載っています。

なので、表面を使えば運転免許証のように自分の身分証明にも使えるのですが、なにぶん、裏をひっくり返すとマイナンバーが見られてしまうので、今のところはあまり、持ってる人もそういう使い方をしたがらないし、身分証明証の提示を求める側も、わざわざマイナンバーカードを出させるようなことはしていない様子。

結構、身分証明証を掲示するときって、奥に持ってかれてコピー取られたりするので、そんなときに、なんかいいものないかなあ、と思って見つけたのがこちら。

 

あのハガキと同じことが!

金融機関や行政から送られるハガキでよくありますよね。

「ここからはがして」っていうところからはがすと、明細書とか支払履歴などの個人情報が見られるもの。

あれ、はがす前はしっかりくっついてるのに、一度はがすと二度と貼ることはできません。

それと同じことができるのがこのサンワサプライの「一度だけはがせる目隠しシール」なのです!(テレビショッピングか!)

 

その名に偽りなし

早速買って使ってみました。こちらがパッケージ。

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中から取り出したのがこれ。サイズは、シートの大きさがハガキ大なので、シール一枚の大きさはハガキの半分です。

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とりあえず適当な用紙に貼ってみる。

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そして、はがす。

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もう一度、貼り付けようとしても

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くっつくためのやる気すら見せない(笑)

これは使えそうだ…、と思ったのですが、

こちら、先ほど試し貼りした台紙なのですが、わかりますかね?

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うっすら色が変わっているところがあるのが。

 

一度だけはがせる目隠しシールの種

このうっすら色が変わってる部分こそ、どうやら一度貼ってはがしたら二度とくっつかない、という魔法の種だったみたいです。

つまり、シールの紙の部分と糊の部分が分離する構造になっていて、はがすときに貼り付けた紙にに全部残るようになっていたみたいなのです。

なので、シールをはがすと貼り付けた方の紙には、透明のフィルムみたいな糊がどうしても残ってしまう。

マイナンバーカードの代用として、manacaに貼ってみたものがあるのですが、

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上記の通り、透明な糊が残っております…。しかも結構目立つし、手触りも凸凹…。

 

頻繁にはがす人には不向き

わたしのような個人事業主だと、結構な頻度でマイナンバーとマイナンバーカードを人に見せる機会があります。

というのも、報酬をお支払いいただいたお客様が作成する支払調書(税務上の書類)作成のためにマイナンバーが必要だからです。

なので、今後も何度もつけたりはがしたりすることになるのでしょうが、その度にこの透明な糊がつくのは正直困る。

ただ、わたしと違い、マイナンバーを誰かに提出する機会が殆どない、という場合であれば、こういうので貼って隠してしまっても全然いいと思います。

もちろん、情報を守るために、マイナンバー以外にもいろいろと使えるものなので、気になった、あるいは仕事で使えそうだなあ、と思ったかたはご活用してみてはどうでしょうか。


何度でも貼り直しできるタイプも有ります。セキュリティはちょっと落ちますが、わたしのようにはがす頻度の高い人は、こっちの方がいいのかもしれませんね。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 著書に「「働き方改革法」の実務」「定年後再雇用者の同一労働同一賃金と70歳雇用等への対応実務」「就業規則作成・書換のテクニック」(いずれも日本法令)のほか、「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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