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花粉症と就業規則 ー会社は花粉ハラスメントにどこまで気を遣うべきなのか-

2018/03/15

花粉症にやられております。社労士の川嶋です。

おかげで集中力が散漫になっていて、このブログのネタを探すのも億劫になり、それなら「花粉症」で何か書くことないかと思ったら、

「花粉ハラスメント」

なる言葉が今はあるみたいですね。

まあ、なんでも「ハラスメント」と付ければいいってもんじゃねえぞ、という気持ちはなくもないですが、実際、花粉症に苦しむ人間からすると正直やられたくはない。

花粉ハラスメントの代表的な行為としては、

  1. 衣服に花粉を付けたまま会社の出入りをする
  2. 過度の換気を行う
  3. 花粉症の症状を出さないよう注意する etc

などがあるようです。

うーん。

2.と3.については常識的に考えても、行う方が悪いと思えるものですが、1.に関しては結構微妙ですよね。

1.のようないわゆる「持ち込み花粉」を防ぐには、外出した社員に対してオフィスに入る前に花粉を払ってくれとお願いしないといけないわけです。

1日のうち何度もオフィスを出入りする人からすると面倒だし、花粉症に理解のない人からするとどうしてそんなことしないといけないのか、と思う人も出てくるでしょう。

一方で、花粉症持ちからすると「こっちも辛いんだからそれぐらいはやってよ」と言いたくなるもの。

こうした争いを避けるために就業規則がある、といえばあるのですが、いざ規則を作るとなると、どうしてもどちらかに我慢や辛抱を強いる内容にならざるを得ないので、不公平感を感じる人が出てくるのは避けられません。

とはいえ、規則を作るとすれば花粉症持ちの人に寄ったものになるのは間違いないと思います(でなければ、規則を作る意味がない)。

ただ、現状、持ち込み花粉などの花粉ハラスメントがそれほど問題となってないのなら、法律等で決まってることもないことですし、わざわざ対立軸を作るようなことはせず、「そういうこともあるから注意してね」くらいの注意に留めておくのが今のところは穏当なのではと思いますね。

 

今日のあとがき

最近サボってたあとがき。

こういう新しい言葉が出るとそれに合わせた規則を作っちゃう方が社労士の商売としては正直得なんですよね。

でも、作ってトータルでその会社にとってマイナスだったら、やはり意味がないので、本文のような結論にしました。

けれど、今後、この花粉ハラスメントがもっと社会的に話題になったり問題になったりすると、どこの会社でも規則として入れざるを得なくなるかもしれませんね。

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。