労働保険・社会保険制度の解説– category –
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雇用保険制度
テーマは給付制限、「自己都合退職は「制限」も(働く人を守る労働保険第7回:中日新聞連載)」
前回は月給の額面が三十万円の場合、九十日で約五十一万円の基本手当(失業保険)が支給されるという話でした。「そんなにもらえるなら、仕事を辞めてしばらく休もう」なんて思った人もいるかもしれませんね。 でも、安易にやめてはいけません。なぜなら手当... -
雇用保険制度
テーマは基本手当の金額、「退職前半年の賃金が基本(働く人を守る労働保険第6回:中日新聞連載)」
前回は基本手当(失業保険)をもらう条件についてでしたが、「いくらもらえるか」も気になりますね。基本手当は、働いていたときの日給に応じて日額が、失業日数に応じて支給日数が決まります。つまりポイントは「日額がいくらになるのか」と、「何日分支払... -
雇用保険制度
テーマは基本手当をもらう条件、「雇用保険加入期間が鍵(働く人を守る労働保険第5回:中日新聞連載)」
今回からは基本手当、いわゆる失業保険の話をしていきます。基本手当は原則「離職した日以前の二年間」に「通算で十二カ月以上」、雇用保険に加入していればもらえます。今の勤め先で二年以上働いている人なら、ほとんどもらえるはずです。 ただいくつか注... -
雇用保険制度
テーマは雇用保険の被保険者、「条件満たせば非正規も(働く人を守る労働保険第4回:中日新聞連載)」
少ない負担で様々な給付が受けられる雇用保険。前回書いたように、かなりお得な保険です。しかも「誰かに雇われて働く人」が一定の条件を満たせば、正規と非正規の別を問わずに加入することになっています。 パートやアルバイト、派遣労働者の場合、一週間... -
年金・健康保険制度
扶養内で働きたい主婦等の社会保険加入に影響大な週所定労働時間20時間の話
年収だけじゃない、労働時間も重要となる主婦等の社会保険加入 年収の壁は法律上どうしても生まれるバグみたいなもの 年収に関しては103万円の壁や130万円の壁といったように、その額を超えると逆に働く側が損をする壁、というのが存在します。 これについ... -
雇用保険制度
テーマは雇用保険の保険料率、「黒字で引き下げ判断(働く人を守る労働保険第3回:中日新聞連載)」
給与明細を見ると、「雇用保険料」が引かれているはずです。見たことがないという人も、次の給料日に確認してみてください。 この雇用保険料が四月から変わっています。「また増えたんだろう」とぼやきが聞こえてきそうですが、減っています。一般の事業の... -
雇用保険制度
テーマは雇用保険の給付の種類、「育児など失業以外でも(働く人を守る労働保険第2回:中日新聞連載)」
今回から本格的に雇用保険の話をしていきます。前回、「雇用保険は一般的には『失業保険』と理解されている」と書きました。しかし、実は雇用保険からお金がもらえるのは失業した時だけではありません。 例えば、育児休業や介護休業を取る人のため... -
雇用保険制度
テーマは労働保険とは、中日新聞で「働く人を守る労働保険」が始まりました
第1回 雇用保険と労災の総称 雇用保険と労災の総称 突然ですが、「労働保険」という言葉を目にしたり、耳にしたりしたことはありますか。「ある」と答えた人も「どのような保険か」と聞かれると、言葉に詰まるのではないでしょうか。「ない」という人も落... -
労働保険・社会保険制度の解説
中日新聞の生活面で「働く人を守る労働保険」を連載します
今朝の中日新聞をご覧になった方はご存知かもしれませんが、わたし、川嶋英明、30歳独身彼女なし(関係ないし、言わなくていい)、この4月から、中日新聞で連載をさせてもらうことになりました。 なぜお前が? とか、そもそもお前誰だ? という同業者の... -
労働保険・社会保険制度の解説
会社にとっても従業員にとってもベストな従業員の退職日とは?
会社をやめる理由は人それぞれで、その会社の業種や企業風土によっても様々。円満退職の場合もあれば、ドロドロお重めな場合もあるわけですが、そうした理由はさておき、そもそも、会社を辞める日、辞められる日にベストな日、というのはあるのでしょうか... -
年金・健康保険制度
高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)の胡散臭い支給目的
今年の夏の選挙を睨んだ高齢者への賄賂との批判も大きい高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)。 わたし、あまり年金手続きとかしない社労士なので(やらないわけではないけど、最近は年金機構が非常に親切なので、社労士の出る幕がなくなっ... -
雇用保険制度
【ダメ]雇用保険の離職理由を偽ることは可能か?【絶対】
昨日の記事に絡めて、 https://www.sharoushi-nagoya-hk.com/archives/3042 雇用保険の離職理由の話。 会社都合の解雇や退職勧奨を行うと、助成金がもらえなくなるという話を前回しました。 では、主に助成金を支給する労働局は、会社がそうした解雇や退職... -
雇用保険制度
限りなく無意味な「雇用保険の手続き漏れはありませんか?」のハガキ
年度末と言うことで、この時期になると、厚生労働省から各事業所に「事業主の皆様へ 厚生労働省から「雇用保険」に関するお知らせです」という、青ベースのハガキが届きます。 手元にハガキがなくて写真が載せられないので、実物を見たい方は、他のページ... -
雇用保険制度
あなたの「即日失業保険受給」を阻む待機期間と給付制限の話
前回の話の続きのようなそうでもない記事です。 雇用保険がいかにお得な制度か社労士が解説する記事 前回は、雇用保険は保険料に比べて返ってくる給付額が大きいの、基本的に入り損はないという話をしましたが、雇用保険の基本手当、いわゆる失業保険とい... -
雇用保険制度
雇用保険がいかにお得な制度か社労士が解説する記事
こういう仕事をしていると、たまに「雇用保険に入りたくない」という労働者の方がいらっしゃいます。まあ、雇用保険の方はたまにですが、社会保険の方は割と普通です(笑)。 もちろん、加入条件を満たしている限り、会社としては入れないわけにはいかないし... -
雇用保険制度
ハローワークへ個人番号登録・変更届を提出する際の注意点
※ 令和3年に内容を追記・訂正しました。 マイナンバーの登録が必要に 今年(2016年)の1月より、マイナンバーが本格始動したということで、雇用保険に関する手続きについては当事務所でもマイナンバーを記載して届け出ることが増えてきました。 た... -
労働保険・社会保険制度の解説
106万円の壁(月額賃金8.8万円)に交通費や残業代、賞与は入りません!
法改正により社会保険の加入条件が拡大 平成28年の10月より、以下のように社会保険の加入条件が拡大され、 1週間の所定労働時間が20時間以上 月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上) 1年以上継続して雇用される見込みがある 従業員501人以上の企業(従業員... -
年金・健康保険制度
健康保険の保険証はけんぽ協会に行けばもらえる?
健康保険の被保険者証(けんぽ協会)、昔は単なる紙でしたが、現在はプラスチック製の青いカードとなっております。正直、マイナンバーの通知カードよりもよっぽど質も出来もいい。 で、このけんぽ協会の被保険者証なのですが、一昔前、それこそほんの1~... -
年金・健康保険制度
従業員の社会保険料の削減には労務管理上の弊害があるという話
前回の記事に引き続き、よくある社労士からの営業文句について。今回は、従業員の社会保険料の削減についてです。 社会保険料の基本のお話 まず、社会保険料の基本的な話として、健康保険や厚生年金の社会保険料は、 標準報酬月額×社会保険料率 に... -
年金・健康保険制度
離婚した妻と子を健康保険の被扶養者に入れることは可能か
こういう仕事をしていると、いろいろな人の人生を、相談や手続を通して見ることになります。どこかの会社の従業員の方が、結婚した、子供が生まれた、離婚した、亡くなった、みたいな話も割と日常的に聞きます。 で、どこの家庭にも様々な事情があるわけで... -
年金・健康保険制度
130万円も106万円も社会保険の壁は累計ではなく「見込み額」で見るという話
昨日、一昨日と社会保険の「年収の壁」の話をしているので、今日は社会保険ではこの「年収」をどう考えるかという話をしましょう。 この時期になると、税務上の扶養から外れないように年間の収入を103万円を超えないよう調整するパートタイマーやアルバイ... -
年金・健康保険制度
ベルリンの壁も崩れた現代に「130万円の壁」なんて正気の沙汰じゃない
昨日は106万円の壁について書きましたが、現実的にはまだまだ130万円の壁が気になる人も多いでしょう。そうした130万円の壁を気にせずにパートタイマー等の短時間労働者が働けるように補助金を出そうと、塩崎厚生労働大臣が表明しました。 「130万円の... -
労働保険・社会保険制度の解説
交通費入れる?入れない? 106万円の壁(月額8.8万円)の計算方法
平成28年の10月より、以下のように社会保険の加入条件が拡大され、 1週間の所定労働時間が20時間以上 月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上) 1年以上継続して雇用される見込みがある 従業員501人以上の企業(従業員の数に含めるのは現行の被保険者) 学生... -
年金・健康保険制度
海外療養費に頼りすぎてはいけない、長期滞在には民間保険等の対策をという話
一般的な認知度はあまり高くありませんが、健康保険には海外療養費制度というものがあります。知らなかったという人は、損はないと思うので取り敢えずそういうものがあるということだけ覚えて帰ってくださいね。 海外旅行中や海外赴任中に、急な怪我や病気... -
マイナンバー
公的個人認証サービスの署名用電子証明書と利用者証明電子証明書の解説
マイナンバーの12桁の番号ははっきり言って国のためにあるものです。 一方、同じマイナンバー制度でも、公的個人認証サービスの民間利用には、個人的に大きな可能性を感じています。 なにせ、マイナンバーの個人番号カードに内蔵される電子証明書により、... -
年金・健康保険制度
情報流出に対する年金機構のこそ泥のような対応の一部始終
年金機構の情報流出の件、世間的にはあまり話題に登ることもなくなってきていますが、実はうちの関与先で漏れていた人が何人かいまして、それにまつわるちょっとした事件が最近あったので今回はその話。 先に断っておきますが、この件で主に対応したのはう... -
マイナンバー
性弱説で企業内セキュリティを考える
人を性善説で見るべきか、性悪説で見るべきか、というのは大いに議論のあるところかもしれません。 小さな企業だと、経営者の方は比較的性善説的な立場を取ることが多く、「うちの従業員に限って」とか「わたしは自分の社員を信じてるので規則なんていらな... -
年金・健康保険制度
社会保険の4分の3ルールは摩訶不思議
短時間で働くパート・アルバイトの場合、被保険者として社会保険に加入できるかは、通常の労働者の労働時間と比べて4分の3以上あるかどうかが基準になっています。このいわゆる「4分の3ルール」は1980年に、内かんと呼ばれる行政内で通達された書簡に記さ... -
年金・健康保険制度
電話で督促?未払い1か月で滞納処分?社会保険料滞納詐欺にご注意
保険料の支払い忘れで督促? つい最近、うちの事務所で社会保険の新規適用(新適)を行った会社の話です。 そちらの会社さん、新適後の最初の保険料は納付書で収め、2回目以降は口座振替で支払う予定でした。 しかし、引き落とし予定の口座にお金を入れ忘れ... -
年金・健康保険制度
厚生労働省の論理破綻が(相変わらず)酷い件 -年金の納付期間が45年に延長されるとどうなるか-
まだまだ自分の電子書籍を宣伝したい気満々なのですが、今日は以下のニュースについてちょっと解説。 厚生労働省が年金の納付期間の延長を考えているようです。 厚労省:年金減額強化を検討 納付期間45年に延長も 65歳まで雇用が延長されるのが当たり前...
