変形労働時間制

Q1 1年単位の変形労働時間制を導入した場合、残業代計算はどうなりますか?

2016年8月26日

A1 日→週→対象期間別、と順に計算します

以下①、②、③の順に時間外労働した時間数を見ていきます。

 

① 1日の法定時間外労働

労使協定で、1日8時間を超える時間を定めた日はその時間、それ以外の日は8時間を超えて労働した時間。

例えば、1日10時間の労働日は10時間を超えた時間から、1日6時間の労働日の日は8時間を超えた時間から時間外手当が発生します。

 

② 1週の法定時間外労働

労使協定で、1週40時間を超える時間定めた週はその時間、それ以外の週は1週40時間を超えて労働した時間(①で時間外労働となった時間を除く)。

例えば、土曜日が出勤日で1週48時間の週は48時間を超えた時間から、祝日などで32時間しかない週は40時間を超えた時間から時間外労働手当が発生します。

 

③ 対象期間の法定労働時間外労働

労使協定で定めた対象期間の法定労働時間総枠(40時間×対象期間の歴日数÷7日)を超えて労働した時間。(①または②で時間外労働となる時間を除く)。

例えば、対象期間が1年の場合(うるう年を除く)法定労働時間の総枠は約2085時間となります。

よって、①、②以外で2085時間を超えた時間から、時間外手当が発生します。

 

変形労働時間制のQ&A

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所(名古屋)の代表。 人事労務と無関係に暮らしてたはずが、社労士だった叔父の病気を機に猛勉強。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」など専門誌への寄稿、中日新聞での短期連載など、メディアでの執筆実績も多数

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