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研修で知識をキャッチアップ
社労士の商品は、詰まるところ知識です。
法令に関する知識や、行政が出す情報、労務管理その他に関する知識があるから、手続き業務ができるし、労務相談にものれるわけです。
なので、社労士試験に受かって、登録しました、以降はもう勉強しなくていい、ということは決してないわけで、だからこそ、研修だったりセミナーだったりで勉強をするわけです。
また、各都道府県の社労士会なども、レベルの低い社労士がいると、社労士全体の信用に関わることから、積極的に研修を行っています。
人のふんどし借りるの、かっこ悪い
さて、四コマのような、質疑応答の場を借りて、長々と自分の意見を言う人をわたしは基本的に軽蔑します。例えそれが同業者の先輩であっても、この人とだけは関わるものかと思います。
人の時間を奪うな
なぜかといえば、まず人の時間を奪ってる。
その質問がなかったら早く帰れたであろう研修に参加している人たちの時間を奪ってるし、他の人の質問する時間も奪ってるという意味で、二重に時間を奪ってるわけです。
また、できる大人、というか、まともな大人であれば、質問を手短にまとめられるものですよ。大抵、質疑応答は研修やセミナーの最後なので、研修の時間中に質問をまとめる時間はいくらでもあります。それをしないってバカなんですかね?
マウント取りしたければ他にいけ
結局、こういう人たちって講師やほかの聴衆に対してマウント取りがしたいだけなんですが、そういうことしたかったら自分が研修なりセミナーの講師をすればいいじゃないですか。それを人様の研修でしようとする心根の腐ってる感にマジでうんざりするのです。
もちろん、誤解のないようにいっておきますが、質疑応答でほかの参加者は質問するな、と言ってるわけじゃありませんよ(わたしだって質問することはあります)。
ただ、節度を守りなさい、と言ってるだけ。
自分が講師をしてるときに、こういう参加者に当たったことがないのであれですが、もし当たることがあれば、質問拒否したいなあ、と思ってます。
今日のお知らせ
弊所代表の川嶋の新しい本が出ます。その名も、
「条文の役割から考える ベーシック就業規則作成の実務」(日本法令)
本書は、その条文はどうして必要なのか、どうしても必要なのか、いらなかったら削除していいのか、と、個々の条文の必要性にフォーカスを当てた就業規則本となります。
なぜ、本書で就業規則の個々の条文の必要性に焦点を当てたかというと、日々の就業規則作成業務で「この条文はどういう意味か」「この条文は変えられないのか」「この条文は削除できないのか」といった質問、要望をお客様から受けることが多かったので、ならば、本でそれらをまとめてしまおうと思ったわけです。
本書には魔法のような条文も奇策のような条文もありませんが、ベーシックな就業規則を作成するのにお力になれる就業規則本だと思っています。