最低賃金

平成30年度(2018年度)の地域別最低賃金額及び発効年月日が公表されました

2018年9月12日

批判も多いが今でも中小企業では比較的一般的な年功序列賃金ですが、一方で、毎年、必ず上がる最低賃金について批判する人はほとんどいません。

というわけで、今年も上がります最低賃金。

そして、その上がり幅とそれが適用される年月日が厚生労働省より公表されています。

東海3県の地域別最低賃金額と発行年月日は以下の通り。

都道府県名 最低賃金額【円】 発行年月日
愛知 898(871) 平成30年10月1日
岐阜 825(800) 平成30年10月1日
三重 846(820) 平成30年10月1日
全体 874(848)

※ ()内は前年度(平成29年度)の額。

その他地域について知りたい方は以下のリンクから厚生労働省のページに飛べるので、そちらをご確認ください。

地域別最低賃金の全国一覧(厚生労働省)

 

全国平均では26円アップ。愛知や東京、神奈川、大阪といった都市部では27円アップしているところもあります。

政府は数年前から最低賃金額1000円を目指すとしており、実際、東京(985円)と神奈川(983円)は今回の引き上げを見るに、来年にも1000円を超える見通しとなりました。

 

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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