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快適なPDF生活のため新型iPadとApple Pencilを買ったのでレビュー

2018年5月18日

新型のiPadを買いました。もちろんApple Pencil込みです。

新しいパソコンを買ったばかりですがあっちは元のが壊れたのでやむにやまれず、こっちは自分への誕生日プレゼントをかねてるので(ちなみに先日33歳になりました)、「お金がありますねえ」なんて無粋な詮索はなしで。残念ながら今のわたしの懐はシベリアの隙間風より寒いです。

話は戻して、iPadとApple Pencilを選んだ理由はPDF

厚労省の資料が基本的にPDFなので、記事や資料の作成でPDFを読む機会が多いのですが、スマホやPCだと読みづらいし何よりPDFに直接メモを取ることができない、かといって、読むときにいちいち印刷するのは面倒なので、ずっと不便に感じていました。

正直、バカ高いiPad Proと一緒にApple Pencilが出てきたときは、Apple Pencilに魅力は全く感じませんでしたが、Apple Pencil対応のiPadがそこそこの値段で発売された途端にApple Pencilが魅力的に映りだす不思議。

そして、そんな「不思議、大好き。(by 糸井重里)」な気持ちのまま、店頭でApple Pencilを試し好感触を得たので購入を決定しました。

iPadとApple Pencil

届いたのがこちら。

もはや見慣れた感のあるTHE・Apple感のあるパッケージ。見慣れちゃうとダサいまであるような、ないような。

取り出した中身がこちら。

レッドブルの缶が横に置いてあるのは、比較になるものをおいた方がいいかなと思って、適当なのが思いつかず、若干とち狂い気味に並べてみました。

 

Apple Pencilの書き心地を試す

設定を適当に済まして、早速、今回の目的であるApple Pencilを駆使したPDFの活用のため、まずはアプリを吟味。

結果、ネットで調べる限りですが、他の候補がなかなか出てこないくらいApple PencilでPDFに書き込みをするならGoodNotes4一択の雰囲気があったので早速購入してDL。

まずはPDFとは関係なしにApple Pencilの書き心地を試すため、適当にノートを広げて書いてみました。

 

汚い字で申し訳ないです。

書き心地は紙にペンで書くのと比べると摩擦が少なく滑る感じがあるのと、液晶、ペン先がともに固いので、ペンを走らせるたびにコツコツぶつかる感触があります。

ただ、ペン先で触った部分に液晶内で正確に線が描写されるし、多少早めに書いても線の表示が遅れるということもなく、また、液晶が変な反応をして自分の思ってないところに線が出るということもありません。

よって、書き心地はかなり上々。

ちなみに、Apple Pencilのペン先が結構太いので小さな字は書きづらそうに思えますが、意外といけます。

比較対象とした付箋の文字はペン先0.38ミリという、通常よりもペン先が細いボールペンで可能な限り小さく書いたものです。

 

GoodNotes4(有料アプリ)でPDFに書き込みしてみる

次は、本題のPDF。

GoodNotes4でPDFを扱うには、元となるPDFが必要となるわけですが、GoodNotes4でPDFファイルを読み込む方法は2つ。

iCloudやDropBox、マイクロソフトのOneDriveといったクラウドストレージソフトと同期してそちらから持ってくるか、Google ChromeやSafariで開いたPDFをGoodNotes4にコピーするかです。

iPad版のGoogle ChromeでPDFを開くと、画面下の「次で開く」からGoodNotes4のアイコンが表示されます

これについてはどちらがいいという問題ではなく、場合に応じて使い分けるのが良さそうです。

とりあえず、わたしは今までほとんど使ってなかったOneDriveとアカウントを繋げて、自分のPCとの連携制を高めることにしました。

で、実際に書き込んだものがこちら。

先日の長澤運輸事件の記事を書くときに使ったものですが、判決について、気になったところをマーカーで色をつけてます。

紙の資料に蛍光ペンで印をつけるような感じで普通に使える上、ミスってもすぐに消せるのがいいところ。

手書きのメモも相変わらずの字の汚さをおいておけば、十分実用の範囲内。

ページ自体を拡大できるので、小さいスペースに文字を書くことも可能です。

 

 

GoodNotes4唯一にして最大の難点

以上の通り、かなり快適なPDF生活をiPadとApple Pencil、それにGoodNotes4と過ごせそうな予感が購入から数日とたたないうちにモクモクと立ちこめているのですが、

一つだけ残念なのが、GoodNotes4。このアプリ、PDFやノートのページを左から右にしかめくれないんですよ。

なので、横書きの資料はいいんですが、右から左に読む縦書きの資料はかなり頭がこんがらがる・・・。

縦書きの資料なんてある? と思うかもしれませんが、法律の要綱は縦書きなんですよ。

せめて、上から下にページをめくれると横書きでも縦書きでも大丈夫なんですが、それ以外はかなりいいだけに、この1点だけが相当に残念。

 

それでも、今までかなり困ってたPDFの資料の扱いに目処が立ったのはかなりのプラス。

メモ書きしながらの資料読みは、そのときの頭の入りやすさだけでなく、読み返したときの読みやすさにかなり直結する部分ですしね。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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