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奥さん、振り込め詐欺かな?と思ったらGoogle検索ですよ

2018年2月3日

昨日の話ですが、出勤前にふと郵便物を見たらこんなものが。

わたし宛ではなく、わたしの母親宛だったんですが、いわゆる振り込め詐欺のやつです。

普通なら読みもせずゴミ箱に捨てるのですが、文面に「訴訟」がどうたら書いてあったのに、ちょっとびっくりして事務所でその中身を確認しました。

どうして、「訴訟」という言葉に反応したかというと、昔テレビで「騙す相手が欠席するのを見越して民事訴訟を起こす」という手口の振り込め詐欺を聞いたことがあったから。裁判に欠席したら100%相手(この場合、詐欺犯)の言い分が通ってしまう上、国から支払い命令も出てるので、騙された方は支払いを拒めないという質の悪いやつです。

まあ、今回の手口はそういった類いではなく、「訴えるけど、取り下げてほしかったら電話しろ」という内容のハガキを送り、まんまと電話してきた相手から何かしらの方法で金をむしるというやつだったみたいですけどね。

電話くらい、と思うかもしれませんが、こんなのに電話したら「カモリスト」に載ること間違いなしなので、面白半分でもかけたくありません。

 

Google先生は何でも知っている

で、ですね。こういう詐欺っぽいやつや、詐欺かどうかはわからないけど怪しいもの、あるいはこちらに身に覚えのない内容のものが送られてきたときにオススメなのがGoogle検索。

なぜなら、ネットには「こういう詐欺に遭った」とか「こういう詐欺に気を付けた方がいい」みたいな情報があふれていて、有名な手口ならきちんとGoogle検索すれば、その内容や手口がきちんと出てくるから。

どのような単語で検索すればいいかというとだいたいは「見出し」とか「会社名」、「電話番号」なんかも詐欺に使われたものや使われているものは、だいたいネットのどこか転がっていて、気を付けろ的な感じで載ってます。

よって、今回送られてきたハガキを見るとまず、デカデカと書いてある「消費料金に関する訴訟最終告知に関するお知らせ」を検索してみる。すると

はい、出てきました。各地方自治体や法務省が「これは詐欺ですぜ」と注意喚起してるページが検索結果にずらずら。

念のため、ハガキの問い合わせ先である「法務省管轄支局 民間訴訟告知管理センター」も調べてみます。

やっぱりトップに来るのは法務省の注意喚起のページ。

「電話番号」も今どきは知らない番号には直接かけるのではなく、先にGoogle検索して怪しくないか確認するのが大人のマナー。

はい、見ての通りです。

知らない電話番号があやしいかそうでないかは「電話帳ナビ」から直接調べるのも良いかと思います。

 

以上です。

Google検索をきちんと使いこなせば、そうそう詐欺に遭ったり騙されたりということはないと思います。

今日のあとがき

本文で全く触れてない、タイトルについてる「奥さん」は語呂がいいのと、ちょっと面白いかな、と思って付けただけで、別に人妻向けに書いたというわけではありませんので、そこんとこ誤解なく。

あと、iOS11から画像ファイルの形式変わってるの知らなくて、スマホの写真を上げるの面倒になってるんですが、なんとならんもんですかね。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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