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「リストラ助成金」の名付け親の朝日新聞は責任持って最後までそう呼べよ

2017年12月22日

昨日の朝日新聞にこんな記事が出ています。

転職助成金、予算減額へ 成長戦略の目玉、利用進まず

ここでいう「転職助成金」というのは労働移動支援助成金のことです。

この「労働移動支援助成金」ができたときは結構騒がれたのですが、結局使われなかったみたいです。

ちなみにわたしも申請手続きしたことありません。

絶対流行らない助成金だなって、できた当時から思ってて、その理由は、過去記事で以下のようにまとめてあります。

わざわざ3記事に分けて解説してるあたり、過去の自分のモチベの高さがうかがえますな。

3つも読むの面倒だなって人にちょっと解説すると「失敗しそうな助成金」って書いてあるだけです(そして、昨日の報道で、それがほぼ事実になりました)。

で、どうしてこの労働移動支援助成金が当時話題になったかというと、某新聞社、というか「朝日新聞」が中身もよく知らずに「リストラ助成金」って名付けて、世間を煽ったからです。

ところがどうですか、昨日の記事ではあなたたちが自信を持って名付けた「リストラ助成金」という名前は一切使わず「転職助成金」なんて呼んでいる。

これは、その当時の呼び方が適切じゃなかったってことでOK? だったら弁明の一つくらい欲しいものですが、それができる会社ならサンフランシスコに慰安婦像は立ちませんよね。

ふー。これ以上は乾いた笑いも出ないし、年末で月末で週末な本日はこれにてドロン。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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