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セミナーを効率良く受けるためのクロームブックとGoogleドキュメントの活用術

2015年10月31日

定期的にクロームブックのことを書かないと死んじゃう病(たぶん、病院に行っても保険適用はない)のわたしなので、今回はクロームブック。

なんだか、Chrome OSとAndroidが統合されるらしいですが、クロームブックが重くなったり、セキュリティ弱くなるなら速攻買い替えてやるつもりです。ただ、今回はその話ではないのであしからず。

で、最近は、定期的に行われる社労士の研修やセミナーでもクロームブックを使って、講師の方が仰ることを手当たり次第にメモっています。

わたしの場合、キーボードに打つほうがペンで書くのの5倍の文量はメモできるし、筆圧が強くて手書きだと余計な負担が身体にかかりがちなので、キーボードでのメモの方が講師の話も入ってきていいことばかり。(録音してんじゃないのか、という疑いの講師の視線が突き刺さってくるときはなくもないけどね。録音したって後で聞くなんて面倒くさいことするわけないから当然してないけど)

 

Googleドキュメントで共有

メモする際に使用しているアプリなのですが、わたしは結局Googleのドキュメントに落ち着きました。何度も書いてますが、クロームブックは基本的にPC内にデータやアプリを保存せず、クラウドアプリやストレージの使用がメインで、Office Onlineやエバーノートといったメジャーなソフトもオンラインなら使用することができます。

一方の、ドキュメントというGoogle製のWord互換ソフトは、ネット接続大前提のクロームブックにおいて、オフラインでも使用できる数少ないアプリなのですが、実はクロームブック内蔵のソフトというわけではなく基本的にはクラウドアプリで、グーグルアカウントさえ持っていればWinでもMacでも使えます。また、iOSでもAndroidでもアプリが出ているのでスマホでも使えます。ドキュメント

クロームブックで全画面表示するとこんな感じ。OfficeのWordを簡素化した感じですね。

このドキュメントで作成したファイルは自動でクラウドストレージに保存されるので、異なるデバイス間でも共有は楽。クロームブックでメモったことをWindowsで見るのもiPhoneで見るのも楽々なわけです。

ちなみにこっちがiPhoneでの表示。

IMG_0253

最近受けた研修のマジメモなのでちょっと恥ずかしいですが、とりあえず見直す分には問題なし。Apple Storeの評価を見る限り、iPhone(iPadかも)からの入力には難があるみたいですが、基本入力はしないので問題なし。

 

エバーノートの方が…

で、ここまで書くと、それってエバーノートでよくね? と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そう、エバーノートでいいんですよ、本当は。

何度も言ってますがこのクロームブック、ネットに繋がないとなんともならないノートPCです。もちろん、クロームブックでもエバーノートは使えるんですが、オフラインだと使える機能が限られる。

Wi2とテザリング頼みのわたしの通信環境だと、野外で常時オンラインというのは意外に厳しいなあ、というのが使って2ヶ月近く経つわたしの率直な感想でして、となると、クロームブックを使うならなるべくオフラインで使えるものを使おう、というのがわたしの結論。

で、クロームブックで使えるオフラインソフトって、結局Google謹製のものばかりで、とはいえ純粋なメモアプリであるGoogleキープはではちょっと物足りない。となると、セミナー等のメモに使うにはGoogleドキュメントが最適だろうという結論に至ったのです。

まあ、でも、ぶっちゃけると、本当はエバーノートのほうがいいんですよ。エバーノートだとPDFや画像ファイルをメモと一緒に纏めておけるので、セミナーの資料をPDFにしたら全部一纏めに保存しておけるし。(本当はセミナー資料は事前にPDFで送ってくれるのが助かるんだけど、そうしてくれるところはなかなかない)

でも、Googleドキュメントは結局Wordファイル(みたいなもの)なので、そういうことしようとすると結構面倒だし、ドキュメントのファイルやPDFをエバーノートにまとめるとかはもう何がしたいんだか自分でわからなくなる。

 

共有に手間がかからないことが最優先

というわけで、Googleドキュメントに不満がないわけではないですが、セミナーのメモみたいなものを読み返すかどうかは結局利便性がすべてだと思うんですよ。忘却曲線を考えると、その場で全部覚えるなんて土台無理なわけだし。

それに、セミナーに行くとみんなもらった紙の資料に書き込んでるけど、そのうちの何人があれを読み返すのか、と考えると、紙だとかさばるし、あっという間に増えていくしで結局読み返さない。それなら、メモしたらクラウドで即共有、アプリで即確認可能、というように読み返すためのハードルを思いっきり下げた方がいい。

クロームブックの環境下ではそのハードルの下げ具合はエバーノートよりもドキュメントのほうが明らかに大きいというのがわたしの結論です。

PDFにして資料をまとめておけないという不満点に対して、最近のわたしは、もらった資料に書いてあるとかないとか関係なく何もかも全部ドキュメントにまとめてやるという意気込みとキータッチでセミナーを受けております。

 

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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