11月24日に東京の神田で、日本法令さん主催のセミナーに登壇させていただくことになりました。
テーマは「『働き方改革』と社労士のビジネスチャンス」です。
以下のページより是非ご応募いただければと思います。https://t.co/kJbFQVTJNr
— 川嶋英明×社労士 (@Hideaki_KWSM) 2017年9月15日
(以上がお知らせ、以下から本題)
軽めです。
本日、個人的に「おおっ」と「えっ」が入り交じった感想を持ったのがこちらの記事。
上記の内容、簡単に説明すると、まず「量子コンピュータ」という今までのコンピュータとは比べものにならないほどの処理速度を誇るコンピュータの開発が現在各所で進んでいます。
で、その「量子コンピュータ」が今後さらに発展し実用化されると、ビットコインなどの仮想通貨や、仮想通貨を指させる技術であるブロックチェーンなどにも使われている暗号方式である「公開鍵暗号」を、その恐ろしい処理速度による力業で、今までよりも断然速く解読できてしまうようになるだろう、と記事では述べられています。
暗号によってシステムが成り立っているのに、その暗号が解かれては一大事というわけです。
で、なぜわたしがこの記事に「おおっ」と「えっ」と思ったかというと
マイナンバーカードに入っている電子証明書の暗号もまた、仮想通貨やブロックチェーンと同じ「公開鍵暗号」だからです。
いつも言う話ですが、マイナンバーカードの電子証明書とマイナンバーの番号は全く別物で関係ありません。
関係ないけど、電子証明書には電子証明書で個人情報は入ってるし、それを利用してマイナポータルにアクセスすることで個人情報の一部を得ることもできます。
そうなると、番号だけではまるで役に立たないマイナンバーよりも危険なのでは、と思ったわけです。
量子コンピュータの発展速度や、政府が今後どのような対応をしていくかは不明であり、また一向に利用の進まないマイナンバーカードの公的個人認証サービスですが、普及することには量子コンピュータの餌食になってしまうのかもしれません。