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Chromebook IT

買って1ヶ月経ったのでクロームブックのサブPCとしての適性を判断してみる

2016/04/20

今回は久々にクロームブックの話。

すでに何度も記事にしてますが、クロームブックというのはChromeOSというGoogle製のOSを積んだPCです。その特徴を一言で表すなら、WindowsやMacでも使えるWebブラウザのグーグルクロームしか入ってないPCです。

Webブラウザしか入ってないので基本的にネットがつながってないとなにもできないPCですが、今やPCというのはネットにつながっていて当たり前の時代ですし、GoogleではクラウドでOfficeライクのサービス(ドキュメント、スプレッドシート、スライド)を提供しており、テキスト作成や表計算などもできるので、PCとしての最低限の機能はきちんと持っています。

で、ここまではクロームブックの概要みたいなもので、ここからが本題。では、実際に使ってみてどうなのか、というのがここからです。ちなみにわたしが持っているクロームブックはこれ。

3万円台で買えるということで、サブPCに求められるコスト面のハードルはすでに軽々クリアしてますね。また、以下についても、3万円台、ということ念頭に置いておくと、いろいろとイメージをつかみやすいかと思います。

①持ち運び
サブPCは持ち運び重視の人も多いと思いますが、わたしの買ったChromebook CB3-111-H12Mは重量1・1キロ、約200グラムのスリーブケースに入れて持ち歩いているので総重量1・3キロですね。今まで鞄の中からっぽ生活でやってきたので、ややずっしり来ますが本2~3冊分と考えれば十分許容範囲。ただ、クロームブックのせいで今や、分厚い本を入れるスペースがわたしの鞄にほぼないので、電子化されてない本なんかは結構困る(ので結果買わない事多し)。

②動作
ネット前提なので、動作はネット回線に依存する印象。ただし、回線スピードがきちんと出ていれば動作は軽いですね。グーグルクロームって、メモリを大量に確保してWebブラウジング速度を上げているので、メモリ容量の小さいPCだと、グーグルクロームを開きながらOfficeとか使うと他が重くてしょうがなかったりするんですが、クロームブックはグーグルクロームしか使わないので、Windowsと同じメモリ量でも全然快適。

また、誰もがクロームブックの良さと認める起動とシャットダウンの速さも使い心地の良さにつながっている印象。

③入力
キーボードとトラックパッド(タッチパッド)ですね。キーボードはストロークが浅いのがやや難点なのとファンクションのF7とF10がないのが入力時結構面倒。また、これはキーボードというよりOSの問題ですが、英語と日本語の切替時にラグがあるのもうーん、な点。いざ入力しようと日本語に切り替えキーボードを打っても、しばらく文字が出てこないことしょっちゅうです。ただテンキーがないので、キーボードの中央に両手を置いておけるのは◯。

またトラックパッドはWindowsに多いタッチパッド+マウスの左右ボタン、という(誰得なくらい使いづらい)タイプではなくMacライクのマルチタッチ対応なので、非常に直感的に操作できマウスは基本不要。難があるとすれば、ドラッグアンドドロップくらい。

④ソフトウェア
すでに述べていますが、クロームブックにはグーグルクロームしか入っていません。また、WindowsやMacのようにソフトをインストールすることもできません。使えるのはChromeウェブストアにあるグーグルクロームの拡張機能と一部のAndroidアプリ、それと他社のクラウドサービスです。

クラウドサービスについては、GoogleがOffice互換のサービスを提供しています。Wordならドキュメント、Exelならスプレッドシートといった具合に、似たようなアプリが使えます。ただし、Wordファイルをドキュメントで読み込むと配置がずれるし、Exelとスプレッドシートの互換性も完璧とはいえないような状況。

よって、Officeと連携して使う分には難あり。しかし、単独で使う分には問題らしい問題は見当たらない。

後述するように、わたしは社労士業務とクロームブックで行う作業を完全に分けているので、結果、メインではOfficeを、クロームブックではドキュメントやスプレッドシートを使う、というように使い分けすることにしました。もともと、そのために買ったようなものですし。

また、クロームブックでOfficeを使う方法としてOfficeOnlineを使う方法がありますが、こちらはオフラインでは全く使えないのが難点(Google製のものはオフラインでも作業ができ、オンラインになるとクラウドにバックアップされる)。取り急ぎ、絶対にOfficeでないといけない状況もなさそうなのでやっぱり使い分けです。

Chromeウェブストアについては日本製のものが少ないのが難点だし、TwitterやFacebookのようにブラウザからも使えるものばかりなので、正直使っていません。

⑤通信量
ネット前提のクロームブックですが、通信量はそれほど大したことはないと聞いていたのですが、わたしの場合はそれに当てはまりませんでした。1~2時間喫茶店等でテザリングでネットしてると500メガくらい平気で使っていて、結果Wi2と契約せざるをえませんでした。

たぶんドキュメントやスプレッドシートだけならそんなに使わないのでしょうが、PCでネット見るとやっぱり結構使っちゃいますね。また、最近このブログのCSSやHTMLをクロームブックで頻繁にいじっているのも、上記のような容量を使う原因になっているのでしょう。

⑥バッテリー
いつもわたしは眩しいのが嫌なので、モニターの明度を可能なかぎり下げるのですが、その分、バッテリーも持つようで公称8.5時間ですがもっと持ちそう(少なくとも表示上は10時間を超えることもしばしば)。また、USBで繋げばiPhoneの充電にも使えるので(どでかい)モバイルバッテリー代わりにもなっています。試してませんが、バッテリー満タンなら充電しながらでも3~4時間は平気で持ちそうです。

おまけ:社労士業務
結論から言うと、社労士業務にはまったく使えません。社労士用の業務ソフトでクロームブックに対応しているものはありません。また、電子申請にはインターネットエクスプローラが必須ですが、クロームブックでは使えません。でも、それでいいんです。逆に使えてしまうと、持ち運びが楽な分、事務所で扱っている個人情報を簡単に持ち出せてしまうわけですから。

また、セミナー等で使用する資料には前からPowerpointではなくGoogleのスライドを使っていたので、他の社労士業務には使えないけど、プレゼンテーション等には使える、というようにこれまた使い分けできていて気に入っています。

こんなところです。割とイイことしか書いてない感じですが、液晶がしょぼいとか、ベゼルが広いとか全く不満がないわけではありません。でも、最終的には3万円台でこの性能と汎用性、と考えると全然許せてしまいます。

だれにでも進められるPCとは言いがたいですが、使用用途が明確でPCにある程度詳しい方なら十分満足できるPCだと思います。
 
 Acer Chromebook11(社会保険労務士川嶋事務所)2

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。