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夏休みの自由研究にいかが?「今日から使える労働法」を試してみた

2017年8月2日

厚生労働省が「今日から使える労働法」というサイトを開設しました。

今日から使える労働法

 

利用にはアカウント作成が必要

早速使ってみようと思ったら、なぜかアカウント作成から。

なんでこんなの必要なのかなあと、思うかもしれませんが、こちらeラーニングを目的としたサイトで、アカウントに紐付けて学習の進行度を管理するため、このような仕様になっています。

ログインするとこんな感じ。学習回数や進捗率が表示されます。

講座名をクリックすると、講座一覧という画面をワンクッション置くので、もしかしたら今後、講座はもっと増えるのかもしれません(安衛法とか労災とかは今回の講座に含まれてませんし)。

で、さらにクリックして進むとこんな感じ。すでに開いたページがわかるようになっています。

 

内容は労働者寄りではあるものの至って普通

で、気になる内容ですが、労働法の解説のために、シチュエーションごとにマンガと文字による解説、後半からは簡単なテストもあります。

厚労省のマンガというと例のアレを思い浮かべがちですが、マンガは基本的には導入部で、残念ながらぶっとんだものはなさげ。

マンガで労働の現場よくあるシチュエーションみたいなのを示し、解説編でそうしたシチュエーションで適用される労働法の制度を解説し、理解できたかをテストで確認するという作りです。

労働法の解説の内容も、基本的に労働者向けに作られているので経営者向けとは言えませんが、書いてあることはきわめて全うというか普通。

パッと見たら、先日のこのブログで解説した有休の時季指定権と時季変更権の話なんかも解説されていました。

 

スマホアプリでも良かったんじゃね?

欲を言えばというか、個人的にはウェブサイトよりも、スマホのアプリでやった方が良かった気がしますけどね(ていうか。今からでも作った方がいいんじゃないかと思うけど)。

それだったら、アカウント作る必要もないし、必要なときにすぐ見られるし、対象者も学生や若者を中心としているようなので合ってると思うのですが、単に厚生労働省にそうしたノウハウや委託先がないのかもしれませんね。

一応、iPhoneのSafariやGoogle Chromeからでも開けますけど、今の若い人ってブラウザやブックマーク使わないらしいし。

 

解説部分では専門用語も出てくるのでちょっと難しく感じるかもしれませんが、中学生くらいでもわからないことはないと思うので、夏休みということで、自由研究の題材に使えないこともないかもしれません。

今日のあとがき

夏がマシンガンとショットガンの二丁拳銃で「Hold up」もなしに撃ち殺しにかかってきてる暑さですが、みなさんお体の方大丈夫でしょうか。

そんななか、わたしの家のエアコンは不調気味で、数年前から一定の暑さになるとプスンと、力が抜けたようにオーバーヒートで止まるようになりました。

一応、そうなる前に室外機に水かけたり氷撒いたりすれば予防はできるのですが、無理させてるのに変わりはないのでさすがに限界は近そう。

買い換えたいけど、今の時期は買ってもすぐに取り付けに来てもらえないんですよね・・・。

お盆は家に引きこもる予定でいますが、仮にお盆中に壊れたら事務所に住むことになりそうです。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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