今週水曜に販売開始となったamazonのタブレット端末「Fire HD 8」を買いました。
買った理由としては今自宅でマンガを読む用に使ってるNexus7の2012年版がとにかく限界だったから。
最低限のアプリ以外すべて削除したにもかかわらず重いし、電池はすぐ切れるし、電源ボタンもググッと力入れて押さないと反応しないので、気軽に読めない感じになってました。
この記事の目次
Fireって?
簡単にFireというタブレットについて解説しておきましょう。
Fireとは、昔はKindle Fireと呼ばれていたamazon謹製のタブレットPCで、Androidベースながらamazonのコンテンツ利用に特化したタブレットとなっています。
現在はFire 7、Fire HD 8、Fire HD 10の3タイプが出ていて、うちFire 7とFire HD 8が今週水曜日に新しいバージョンとして発売されました。後ろの数字は画面のインチの大きさです。
Fire 7とFire HD 8の違いは画面サイズの大きさと液晶の解像度、それにメモリの大きさとストレージのサイズで、基本的にFire HD 8の方が性能は上です。
また、こられに伴い価格にも差があり、Fire 7は8GBモデルが8980円、16GBモデルが10980円なのに対し、Fire HD 8は16GBが11980円、32GBが13980円。
いずれにしても、他の競合となる7インチ、8インチのタブレットに比べると激安です。
ちなみに、マイクロSDも標準で使えるので、2000円だして上のモデルを買うよりも、そのお金でマイクロSDカードを買った方がお得です。
わたしも16GBモデルと一緒にこちらを買いました。
ちなみに、データを内部ストレージから読み出すのとマイクロSDから読み出すのとで体感的な差はありませんでした。
Fire HD 8を選んだ理由
どうして、Fire 7ではなくFire HD 8を購入したかといえば、冒頭でも述べたとおりマンガを読む用だから。
もともと使ってたNexus7は7インチでしたが、マンガや雑誌のようにレイアウト固定の電子書籍を読むにはやや不便と感じていたので、今回一回り大きいものを選びました。
サイズはこんな感じ。隣のPaperwhiteは6インチなのでかなり大きい。
成人男性の手でギリギリ片手で持てるくらい。
横の長さがiPhone7の縦の長さとほぼ同じなので、横持ちでマンガを読めないこともない。感覚としては文庫本のマンガを読む感じです。
Fire HD 8の良いところ
動作はほどほどに軽い
で、ざっと使ってみた感想ですが、まず動作はほどほどに軽いです。
もたつかないということはないですが、まあ、許容範囲。
Kindleアプリの起動速度もわずかにiPhone7の方が早いですが、スペックと値段を考えたら許容範囲どころの話ではなく、最近読んだ本であれば、Kindleアプリを開かなくても本を開けるようになっているので、そちらを使えばiPhoneより全然早いです。
ちなみに、以前紹介したKindle Paperwhiteのもっさり感に比べると天と地の差。
読書に特化したハード、Kindle Paperwhiteをレビュー
入力端子や電源ボタンの位置
あと、電源ボタンやusbの入力端子が全てタブレット上部にあるのも地味に嬉しい。
わたしタブレットを使うときに、タブレットを机とかお腹の上にを置くクセがあるので、端子が下にあると充電しながら使うときに邪魔だし、ケーブルが痛むことがあったので。
また、タブレットの下辺についていることの多いスピーカーは側面。
プライムビデオの視聴の際などは横向きで使用するので、こちらも視聴中に手で覆い隠すということがありません。
ちなみにこの時点で、値段なりの価値十分はあったと思ってます。
ちょっと重量はちょっとありますが、サイズ感は理想的だし。
Fire購入前に踏まえておいた方がいい点
で、値段が値段なので贅沢を言う気はないのですが、気になった点はあったので「これから購入する方で以下のことが気になる方はご注意ください」という意味でちょっと書いておこうかと思います。
嫌だなあ、とか、気になるなあ、とか思ったら大人しくもっとお金出した他の端末を買いましょう。
液晶の反射がキツい
上の写真でもわかるかもしれませんが、液晶の反射が結構キツいです。ホーム画面だと常に自分の顔が写ってるといっても過言ではない。
正直、かなり目が疲れる。
ただ、白バックが基本となる書籍の表示の際や、夜に明かりを付けた室内くらいの明るさであればそれほど気にならないレベルにはなります。
先ほど軽くディスったPaperwhiteが電子インクということもありまったく反射がなく目にも優しいので、それに慣れてるのも大きいのかも。
ホーム画面のカスタマイズが(普通だと)できない
Kindleのホーム画面は基本的にカスタマイズできません。
アイコンの並べ替えくらいはできますが、こっちが使わないと思ってるアプリや表示を消すことはできません。
極力シンプルな画面表示にしたいわたし個人の趣向には合いませんが、まあ、値段をみて許す。
一応、root化すれば変えられるらしいですが、保証もなくなるんでやりたい方は自己責任で。
使えるアプリは(普通だと)少ない
Kindle対応しているアプリしか基本的にはつかえず、AndroidやiOSのアプリ数に比べると数はグッと少なくなります。
一応、Fire OSはAndroidベースなので、裏技的にアンドロイドのアプリストアを入れられなくもないのですが知識が必要。
自信のない方は、その辺、あらかじめ踏まえておいた方がいいでしょう。
まあ、Androidはあんまりアプリ入れすぎると重くなるので、裏技使うこと自体あまりオススメしませんが。
クーポンコードを忘れずに
最後に、今回販売が開始されたFire 7とFire HD 8、そのままの値段でも十分安いですが、プライム会員だとさらに4000円が値引きされるクーポンコードが使えます。
以前は同様のサービスを、amazonギフト券4000円分プレゼントを「4000円引き」という言い回しをしていたのですが、さすがにアウトのようでアウトだったみたいで、現在は販売価格から実際に4000円が値引きされます。
ただ、注意しないといけないのは、4000円引きの恩恵を受けるには、注文確定画面できちんとクーポンコードを入れないといけないこと。
これを、
ちなみにわたし、最初にFire HD 8を買ったとき、プライム会員なのにこのクーポンコードを入れ忘れました(涙)。
さすがに4000円は妥協できないと思ったので即返品してもう一度買い直したのですが、返品送料は消費者持ちなのでやや損してしまいました。
プライム会員の方でFireやKindleの購入を考えている方は、クーポンコードの入れ忘れには気をつけましょう。
クーポン使えば5000円を切るFire 7を試しに買うのもありかも。