昨日は自作PCの話でしたが、PCを自作した目的はゲームであり、では、なんのゲームがやりたかったかというとニーアオートマタとPUBG。
どちらもPCのスペック要求が高い上、どちらのソフトも最適化が不十分ともっぱらの噂(PUBGは早期リリースなので仕方ない上、公式もアプデで改善予定と発表があるものの、ニーアの方はだんまり)。
そういったこともあり、わたしが自作したPCだと画質設定を落とさざるを得ません。
で、とりあえずニーアオートマタの画質設定をいろいろいじってみたので、どこかで誰かの参考になればと思い、この記事ではまとめてみます。
この記事の目次
PCのスペックと高画質と低画質の違い
わたしのPC環境は以下の通り。モニターの解像度はフルHDです。
OS:Windows 10 64bit
CPU:Core i7-7700
マザボ:ASUSTeK H270-PLUS
メモリ:Crucial DDR4デスクトップメモリ 8GB×2
ストレージ:SSD120GB(Crucial)+HDD2TB(WD)
グラボ:NVIDIA GeForce GTX1060(ASUS オーバークロックモデル)
グラボは推奨環境(GTX980以上)よりちょっと落ちるものの、それ以外は推奨環境以上となっています。
で、まず、見た目として最高画質設定と最低画質設定でどれくらい差があるのか試してみました。、以下、そのスクショ。
パッと見そんなに違うかな、というように思えますが、拡大してみると低画質だと地面のテクスチャがのっぺりしてたり、影が大雑把だったりします。
ただ、PUBGなんかの低画質設定は、ほんとに一昔前のゲームより酷いレベルで「低」なのに比べると、パッと見ただけならそこまでの差は感じません。
とはいえ、差があるのは確かなので、できれば高画質でやりたいところ。
いかに高画質のままFPSを保つか
ただ、自分の環境で高画質設定にしてしまうとFPSが60に届かず、結構画面がカクつきます。
具体的には全て高画質設定だと、重いところだと40前半までFPSが落ちる一方、全て低画質だとほぼ60FPSがでます(それでも負荷がかかると60を切ることは少なくない)。
なので、なるべくカクつかないよう、それでいて、画質も一定の水準を保とうと思い、各種設定をいじってみました。
ちなみに、ニーアオートマタのソフトの方で設定できる画質の項目は以下の通り。
- アンチエイリアス
- テクスチャーフィルター
- モーションブラー
- シャドウ
- エフェクト
- アンビエントオクルージョン
- 垂直同期
ニーアオートマタの各種設定
アンチエイリアス
フレームレートに影響大の項目その1。
CGのギザギザを滑らかにするフィルターのようなもの。
これについては入れない、もしくは入れる場合は2x、4x、8xまでの4段階が選べるものの、2xに入れただけでフレームレートが有意に下がる。
8xだと負荷がかかるマップだと40台が割りと普通。
ジャギーの軽減は画質の綺麗さに結構影響があるとはいえ、フルHDだとそもそも昔よりもドットが細かいので気になるほどでもなく、まあなしでも良いかと思ったんですが、ソフトからではなくグラボの方の設定でFXAAをかける分には、そこまでフレームレートに影響がないようなので、そちらで2xかけることにしました。
テクスチャーフィルター
OFF、2x、4x、8x、16xの5段階選べて、設定が高いほどテクスチャーがきれいになります。
高設定でもあまりフレームレートには影響はない一方で、見た目への影響は大きいので、最大の16xを設定。
シャドウ
フレームレートへの影響は中くらいで、設定を1段階上げるごとに1~2FPS下がる感じ。
High、Medium、Lowの3段階の設定でき、設定が上がるごとに影の形が細かくなる、つまり、リアルになるので妥協せずにこれはHigh。
エフェクト
フレーレートへの影響はほぼなさそうなのでHigh、LowのうちHigh。
ちなみに、わたしの個人的な印象ではHighでもLowでもあまり受ける印象変わらない。
モーションブラー
速さを強調するために周囲の映像をぶれさせるものらしいですが、フレームレートへの影響はなさそうなのでONにしてます。
アンビエントオクルージョン
フレームレートに影響大の項目その2。
光源に応じて、陰影のメリハリを付ける技術で、きちんと機能していれば画質への影響は大きい・・・、らしい。
確かにアンビエントオクルージョンのオンオフをスクショで比べてみると、
画面奥のビル群の影なんかは確かに比べてみると違いはあるものの、正直、個人的には上記のようにGIFで比べないとわからないレベル。
その割にONにしたときだけフレームレートが優位に落ちる(4~5FPSくらい)ので、わたしはOFFにしました。
垂直同期
実はここまでやっても、60FPS安定とはいかず、平均すると56とか57くらい。
よって、垂直同期をONにしていると、60FPSを切った瞬間画面がカクつきます。
かといってOFFにすると、今度はなぜか59FPSまでしかでないことが増えるため結局なんかカクつく。
なので、ゲームでの設定は諦め、グラボの設定から垂直同期を「適応」という設定にしてみました。
ただ、グラボ設定を優先する設定にしてもゲーム内の設定によってフレームレートが変わったりするので、効いてるのか効いてないのか、正直わかりません。
以上のように設定した結果が以下の上の画像。
高画質と比べてもほぼ差はないものの、FPSの平均は13から14くらい上がりました。
とはいえ、ほぼ推奨環境レベルのスペックで60FPS安定しないのは正直残念。
ただ、今まではグラフィック設定ごとに比べることすらできず、低設定安定だったので、今回はいろいろな設定が試せて面白かったです。
今日のあとがき
ニーアオートマタのPC版は上で述べたように、推奨環境でもFPSが安定しなかったり、他にもバグがあったりで結構評価は微妙。
おまけに、わたしが買ったときはPS4版のセールが行われる中、PC版はセールなし。
まともな頭の持ち主なら、PS4版買うか、PC版のアップデートが来るまで待つのでしょうが、新しく作ったPCを試したい一心で買ってみたら、まあ、・・・、なことになってます。
とはいえ、ゲーム自体はきちんと遊べるし、やってて面白い。
正直、最初のチュートリアル的なステージ(PS4の体験版部分)をやったときは正直微妙というか、主人公が仲間に「感情を持つのは禁止だ」みたいなこといった直後に、誰あろうその主人公がめちゃくちゃ感情的に(しかも、理由もよくわからないまま)なったのにポカーンとさせられましたが、オープンワールドの世界を冒険できるようになってからは十分楽しめてます。