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助成金

助成金の基本の基本、助成金には2種類ありますよ

今日は助成金について。

個別のものについては力足りずでちょっと手薄にしておりますが、助成金の大本の基本となることについてはちょくちょくこのブログでも解説したりしています。

これとか、

「すぐに」「簡単に」は大抵ウソ。助成金の基本の基本をわかりやすく解説

これとか。

助成金申請の添付書類で必要となる「原本証明」ってなんだ!?

今回は、これらの記事以上に重要で基本的なことを書き忘れていたことに気がついたのでその話。

 

「目的達成型」と「経費補助型」

助成金において最も基本的で重要な話というのは、助成金には2つの種類があるよ、ということです。

その2つとは、支払条件を達成したことに対して報酬のように支払われる助成金と、支払条件の達成のためにかかった経費を補助する助成金です。

便宜上、前者を「目的達成型」、後者を「経費補助型」と呼びます。

例えば、ある制度を新しく作った場合に、作っただけでもらえるのが前者の目的達成型。

作る際にかかった費用(社労士等への依頼料)に対して何%かもらえるのが後者の経費補助型です。

いってしまえば「目的達成型」は通常の報酬と同じ。一方の「経費補助型」は一種の割引みたいなものなの。

両者が全然違うことは明らかですので、助成金を単に国からお金がもらえるもの、と簡単に考えていると思わぬ勘違いを生む可能性があります。

 

ちなみに、目的達成型の代表的な助成金は特定求職者雇用開発助成金やキャリアアップ助成金。

経費補助型の代表的なものだと雇用調整助成金や高年齢者雇用安定助成金の高年齢者活用促進コースなんかがそうです。

助成金のパンフレットやチラシの中には「目的達成型」か「経費補助型」かがわかりづらくなっていることも多いので、助成金申請をお考えの場合は事前にきちんと調べて把握しておくべきでしょう。

たちが悪いのだと、経費の補助額の上限額を、あたかも目的達成でもらえるような書き方をしてあることがあります。

 

 

今日のあとがき

短くまとまってしまったので、わざわざ一記事割くような内容だったのかと言われそうですが、ぶっちゃけもうちょっと広がるかなあと思ったら、たいして広がらなかっただけです(笑)。

ただ、付け加えておくと、経費補助型だと結局お金使わないといけないから、目的達成型の方がいいのでは、と思う人がいたとしたら、そうとも限らないのでそこだけ注意。

例えば、特定求職者なんかだと、障害者を雇えば助成金をもらえるわけですが、障害者、というか、障害者に限らず雇う人を増やせばそれだけ人件費が増えるわけですからね。

 

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。