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ニンテンドースイッチを据え置きメインで使う場合、PS4と同等環境を揃えようと思うと意外と高いという話

2017年2月11日

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土曜日になると顔を出す、社労士で「ゲーマー」の川嶋です。

ニンテンドースイッチ、みなさん予約できましたか?

ネットでは予約全滅との噂だったんですが、わたしは先週の土曜日に近くの量販店に行ったら普通に予約できました。

とりあえず本体さえ買えれば、周辺機器はそうそう売り切れになることはないし(Amazonは全滅だけど)、ソフトに至ってはダウンロード版もあるご時世。

よって、あまり細かいことをかんがえていなかったのですが、本体が買えない不安がなくなり、いざ、発売日に本体以外に何を買うべきかをいろいろと調べてみると、結構お金がかかりそうだなあ、ということがわかってきました。

特にPS4と同環境、つまり、据え置き機メインで遊ぼうと思うと、追加分が結構ありそう。

 

本体価格を比較

ニンテンドースイッチとPS4の薄型(HDD500GBモデル)、価格はどちらも29980円(税別)です。

PS4にはHDDの容量が1TBのものや、proと呼ばれる高級機がありますが、とりあえずPS4薄型の500GBモデルを基準にニンテンドースイッチと比較していきたいと思います。

 

ニンテンドースイッチはストレージが小さい

ニンテンドースイッチは本体のストレージが32GB。

PS4は最低モデルでも500GBあるので、その差15倍以上。

ただ、PS4はパッケージの場合も必ずソフトを本体にインストールするので、その分、余計に容量が必要という事情はあります。(中には50GBとか容量を食うゲームも)

ニンテンドースイッチではそのあたり不明ですが、過去のハードの例からも、おそらく本体にソフトをインストールするということはないでしょう。

メディアがディスクではなくゲームカードなので、ロードもそれほど遅くはならないでしょうし。

よって、ダウンロード版ではなくパッケージ版がメインの場合、必ずしもストレージの差は大きな問題にならないかもしれません。

一方で、ダウンロード版メインでソフトを購入する場合、ローンチのゼルダが13GBあるという話だし、他のソフトにしてもサードパーティーのものは他機種で10GB近いものが続々移植予定なので、すぐに足らなくなるのは明らか。

その割に外付けハードディスクには今のところ対応しないらしいので、ダウンロード版メインの場合、容量が比較的大きいマイクロSDカードが必要となります。

わたしはダウンロード版メインの予定なので、最低でも64GBのSDカードを買う予定です。

PSvitaの独自メモリーカードに比べたら容量あたりの値段は全然安いんですけどね。

 

ニンテンドースイッチはコントローラーの充電が面倒

ニンテンドースイッチの特徴的なコントローラーである「Joy-Con」ですが、こちらの充電は基本的に本体にくっつけた状態でしかできません。

USBから直接充電、ということはできないわけです。

2つのjoyコンを専用の「Joy-Conグリップ」とくっつけて、通常のコントローラーとして遊ぶこともできますが、この「Joy-Conグリップ」にもどういうわけかUSB端子が付いていないので、PS4などのコントローラーのように遊びながらの充電は標準では不可能。

据え置きメインの場合、「Joy-Conグリップ」に「Joy-Con」を取り付けた状態で遊ぶことが普通になるはずですが、遊ぶときは「Joy-Conグリップ」に「Joy-Con」をくっつけて、充電するときは本体にくっつけるっていうのは結構面倒そう。

一応、別売りの周辺機器にはUSB端子の付いた「Joy-Conグリップ」もあるのですが、面倒な人はこれを買えってか? ってな話。

据え置きメインなら、オーソドックスなゲームコントローラーであるproコンを買えばいいんだろうけど、これはこれで結構高い。

ていうか、今後ニンテンドースイッチの新しいバージョンが出たら、中のストレージを増やして、付属の「Joy-Conグリップ」は充電機能付きのになってそう。

 

通信環境も良くしたい場合

ニンテンドーハードは基本的にネットの有線接続に対応しておらず、基本は無線wi-fiでネットに繋ぎます。

これがネットを通じた対戦ゲームだとラグの原因になったりします。

ニンテンドースイッチも伝統通り、パッケージの状態では無線接続にのみ対応。

有線については周辺機器での接続となるので気にする場合はそちらの購入も必要。

買ったとしても、他が無線だと結局ラグが出るんで、実際買う意味あるのかなと思いつつ、スプラトゥーン2用にわたしはたぶん買う。

一方、PS4は標準で有線接続にも無線接続にも対応しています。

 

まとめ

というわけで、ニンテンドースイッチでPS4並の据え置き機の環境を整えようと思うと、

マイクロSDカード + コントローラー + LANアダプタ

の3つは最低買わないといけません。

どれも最低3千円くらいはかかるので、ケチっても1万円くらいは余分にかかりそう…。

そして、逆説的に基本、本体だけ買えばいいPS4ってお買い得なんじゃね? と思わなくもありません。

もちろん、ニンテンドースイッチは、上記の3つがなくても十分遊べるし、そもそも持ち運べるという唯一無二の特徴と「Joy-Con」という独自デバイスがあるので単純な比較はできません。

ていうか、持ち運びメインなら、上記の3つって基本いらないし。

単に、わたしみたいに据え置きメインで、ダウンロード版メイン、コントローラーの充電もゲームしながらしたい、という面倒くさがり屋のワガママゲーマーからすると、これくらいの出費が余計にかかるなあ、という話をしているだけ。

そういう、自分と同じような環境を求める人向けに、ちょっとまとめてみたのですが参考にしていただければ幸いです。

 

今日のあとがき

よく、この手のハード比較になると性能面を気にする人が多いですが、わたしはあまり気にしないので省きました。

ありきたりですが、ゲーム機はソフトが大事。

どんなに性能が高くても、わたしがXboxは買わない理由はそれだけです(笑)。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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