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社会保険労務士

社会保険労務士業の繁忙期と閑散期

たまには業界(?)の話。

社労士業界っていつが繁忙期で、いつが閑散期かご存じですか?

ええーっと、同業の方には聞いてませんのでまた来週。

さっさと答えをいうと、忙しいのは4月から7月にかけて、それから年末です。

もちろん、どのような業務をメインに行っているかとか、お客さんの業種なんかによっても違うと思いますけどね。逆に、比較的時間が空くのは2月と8月です。

 

繁忙期が繁忙期たる理由

4月から7月が忙しい理由は、まず、4月は新社会人が多く生まれる季節ということで、入社手続きが多いこと。これに加えて、3月は退社する人も多いので、退職手続きも同時に行わなければなりません。

そうした忙しさはGW前くらいまで続き、それが終わったとしても7月上旬までは労働保険の年度更新という作業が待っています。

労働保険の保険料は前年度分のものを毎年6月1日から7月10日のあいだに申告することになっているからです。

5月から年度更新を行うのは、うちの事務所が愛知中央SRという労働保険事務組合に加入しているためで、そこで特別加入している事業所は他よりも早く労働保険の年度更新を行います。

これに加えて、7月10日が期限のものがもう一つあって、それが社会保険の標準報酬月額の算定基礎届の提出

標準報酬月額とは社会保険の保険料や厚生年金の年金額に関わるもので、基本的には毎年4月から6月の給与の平均を元に算定をし直します。

これが算定基礎届の提出です。

そして、それが終わったとしても、7月は夏季賞与を払う会社が多いこともあり、賞与届けを出さないといけなかったりします。

12月は所得税の年度更新がある上、年末進行なので、繁忙期となります。

上記以外にも、年度更新の後片付け的作業のある1月や年度末である3月も比較的忙しいですかね。

 

閑散期について

一方、2月と8月が空く理由というのは、まずは年度更新や算定といった社労士特有の仕事がないこと。

入退社もそれほど活発ではありません。

また、世間的に見ても、2月と8月って比較的閑散期だからというのもあるでしょう。

ただ、2月は業務的には少し余裕があっても(同業者も同様だからか)研修が多かったり、8月はお盆休みがある関係で日程がタイトだったりはしますね。

 

以上です。

社労士に限りませんが、繁忙期と閑散期をわかっている方が、新規でその業界に入りやすかったり、ハードルが下がるのでは、と思い書きました。

仮に、だったら辞めておこう、と言う人もいるかもしれませんが、ミスマッチを避けられるのでそれでも構わないのではと思っています。

特に、子育て中の方の場合、繁忙期と子どものイベントが重なってしまうと、一生に一度の子どものイベントに参加できない可能性がありますからね。

 

 

今日のあとがき

忙しさに絞った記事だったので、その大変さについては割と割愛しましたけど、実は労働保険の年度更新と社会保険の算定基礎届の提出って、結構な大仕事です。

にもかかわらず、両方が同日の期限になっているのは省庁改編で、厚生省と労働省が一緒になったから。

一緒になったんだから、一緒に出せ見たいなはた迷惑な発想のおかげで、どこの社労士事務所も迷惑しております。

社労士事務所の6月7月の労働時間が長いと監督署がほざいてきたら、どっちか締め切り変えろ、と言ってやるつもりです(笑)。

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。