年始からありがたいことに忙しいですが、おかげでブログの更新がピンチで、今、夜7時半だ…。
それはさておき、今さらですがこちらの本を読みました。
炎上対策に力を入れてる弊所ではあるので、読むだけでなく、研究のため、今後も何度も読むことになると思いますし、ブログのネタにすることも複数回あるでしょう。
ネット炎上の4割はTwitterから
で、こちらの本、興味深いことがいくつか書いてあって、その中で今回取り上げるのが、炎上する場所です。
本書によるとネット炎上のうち約40%はTwitter上で起きているそうです。推移としてはTwitterが普及し始めた2008年以降2012年まで右肩上がりでその割合を広げ、現在はほぼ横ばいという状況。
いずれにせよ、Twitterと並んでSNSの代表格であるFacebookでの炎上が数%台であることを考えると、Twitterはより炎上しやすいSNSであることがわかるでしょう。
(Twitter、Facebook以外は「その他」と表現されているが、そこには2chなども含まれている)
では、Twitterをやらなければ炎上事件を起こすこともないのか、といえば、必ずしもそうではない気がします。
わたしは逆に、炎上事件を起こしたくないのであれば、とりあえずTwitterをやってみることをオススメします。
Twitterをやってればイヤでも炎上は目にする
なぜかというと、Twitter上では気がつくとどこかで炎上しています。
トレンドなんかに見慣れない単語があると、だいたいアニメかソシャゲです(笑)。
炎上じゃないのか、って話ですが、その次ぐらいには炎上事件に関するものですかね。
で、そうした場にいて週に1~2回、プチなものも含めて炎上事件を繰り返しみていると、炎上になりそうなワードとか内容がだいたい察しが付くようになります。
要はTwitter民はどういったことに反応して炎上させるか、ということがわかるわけです。
例えば、労働問題が起こった際のTwitter上での反応は、ほぼほぼ労働者側に寄ったものになります。
世の中、労働者の方が多いんだから当たり前ですけどね。
炎上社労士の件を振り返る
逆に、そういうことがわかってなかったのが、もう一昨年のことになりますが、炎上社労士の例の鬱病ブログだと考えています。
件の社労士はFacebookはやっていたみたいですが、Twitterはやってなかったようです(記憶違いだったらごめんなさい)。
この時点でTwitterをやっていなくても、炎上事件を起こす可能性があるのは明確です。
で、先ほど述べたように、労働者寄りの世論形成がされているTwitter上では、ブラック企業と呼ばれる会社対してはかなり攻撃的で辛辣。
わたしももう6~7年Twitterやってるので、ブラック企業問題なんかは結構慎重に呟きます。
そういったTwitter上の空気がわかっていれば、普通はあんなこと書かないわけですよ。
なので、ブログその他ネットメディアで炎上させたくなかったらTwitterは必修科目というのが結論。
そうは言っても、自分が何かの拍子に炎上事件を起こすかもしれないと不安の方は、呟かなければいいだけの話。
その上で、自分の好きな芸能人をフォローするのもいいですが、同時にトレンドなどを追って「普通のTwitter民」様々な反応を知る、というのが重要です。
今日のあとがき
Twitterのステマしたい記事ではないのだけ、ここで言っておきます(笑)。身売りとかで、システムが大きく変わったりすると結構困る人ではあるんですが…。
それはさておき、ニュースとかでもTwitter発の炎上事件が報道されたりしますが、それだけでは意外とわからないこともあるんですよね。
新聞やテレビでは何百とかの呟きを紹介するのって無理があるし。
だから、とりあえずやっておく、というのは重要だと思いますよ。
あと、この記事は、もちろん、Twitterをやってればブログを炎上させることはない、みたいなバカみたいに単純な話ではないのでご注意を。