Amazonの想定を超える利用数により、収益確保のため(損失削減のため?)人気書籍の配信を次々と打ち切っているkindleunlimited。
これに対し、勝手に書籍の配信を打ち切られたと講談社や小学館といった大手出版社が抗議する事態に発展しています。
わたしはサービス開始時からこのkindleunlimitedを利用していますが、人気書籍が消えたことは正直「別に」という感じ。
BOOKOFF感覚だから、読みたい本があったらラッキー程度にしか思っていないので。
それよりも、サービス開始当初よりも明らかに不便になったことのほうが不満大です。
というのも、kindleunlimitedの収益が「読まれすぎてヤバイ」ということが言われ始めて以降、Amazonがあの手この手でkindleunlimitedを使わせないようにしているから。
この記事の目次
kindleunlimitedのページにたどり着けない!?
他のAmazonサービス同様、kindleunlimitedにはkindleunlimitedで専用のページがあります。
しかし、今やAmazonのトップページからこのページにたどり着くのは尋常ではなく難しい。
ていうか、たぶん無理。
嘘だと思ったら、とりあえずAmazonのトップページに行って、上のリンク先まで行ってみてください。
おそらくkindleunlimitedって文字はそこかしこで見るけど、上のリンク先のページにはどういうわけか行けないことに気づくでしょう。
まあ、Google検索すれば一発なんですが。
では、どうして、たどり着けないのか。
以下はその一例であり、kindleunlimitedの使い勝手が非常に悪くなった要因たちです。
① ヘッダーのスライドからkindleunlimitedが消えた
Amazonのトップページって、ヘッダーにスライドがあるでしょ?
今だと、こういうのとか
こういうの。
Amazonがそのときそのときで一番推してるものを表示する場所で、何を表示するかで売上も大きく変わってくることは想像に難くありません。
で、kindleunlimitedが始まった当初は、鳴り物入りで始まったサービスということもあり、当然ここにkindleunlimitedのものがありました。しかし、今はなし。なんど更新しても、出てきません。
このヘッダーにkindleunlimitedがあった頃は、わたしもここからkindleunlimitedのページに飛んでいろいろと本を探していたのですが、なくなってからは確かに利用率は減りました。
で、いつからないのかなあ、と記憶を辿ると、kindleunlimitedから人気書籍が消えていると朝日新聞が報じだした頃にはもうなかった気がします。
いずれにせよ、ここにkindleunlimitedがない時点で、kindleunlimitedに対してあまり積極的でない、というAmazonの意識がチラリ。
② カテゴリーからも消えている
Amazonのページの左上にはカテゴリーを選ぶ場所がありますよね。
赤丸のここ。
で、これのKindle本のところを開くと前はサービスのところに「kindleunlimited」があったのですが、
現状は「kindleunlimited」の文字はどこにもありません。
こんなことになるとは思ってなかったので、比較となる画像が残っておらず、「本当にあったの?」と言われると「あった」と言うしかないのですが、でも、Kindleオーナーライブラリーがあって、kindleunlimitedがないって明らかに不自然じゃないですか?
で、自分の記憶を頼りにもう一つ書くと、下の画像の赤で囲んだ部分にも前はkindleunlimitedへのリンク先がありましたが、今はなし。
本の表紙は権利関係に配慮して一応塗りつぶしました。
しかし、著作権の問題がないアフィは貼る。
目立つところやよく使うところからリンクを次々と消してるところを見ると、よっぽど使わせたくないんだなと、思わされます。
③「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
kindleunlimited対応本の場合、サムネイルの上に「Kindleunlimited」
こんな感じです。先ほどと同じように、表紙は塗りつぶしましたがこの本です。
いや、アフィなら貼ってもいいのはわかってるんだけど、スクショで表紙とかってどうなんだろうと迷った結果、こんなふうになってますが、逆に失礼な感じになってる気がしないでもない。
なんにせよ、本の表紙のサムネイルの上に「kindleunlimited」とわかりやすく表示してあるわけです。
しかし、いつの頃からか、
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
で、表示されるときだけは、このサムネイルの上の「kindleunlimited」の文字が表示されなくなりました。
上の図では、先ほど例にあげた本と同じものが「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のところに表示されていますが、kindleunlimitedの文字はありません(決して、わたしが塗りつぶしたわけではない)。
Amazonを利用してる人ならわかると思いますが「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の、こっちが買いたいものを表示する精度ってかなり高いじゃないですか。
それもあって「kindleunlimited」を表示しないようにしたんでしょうが、使う側からすると不便極まりない…。
以上です。
こう見ると、kindleunlimitedへの導線を出来る限り消していってるのがわかりますね。
もうとっくに、無料お試し期間は終わって、月々980円をしっかり払ってるわけですが、時間とともに不便になる有料サービスって聞いたことないですね。
まあ、Amazonの打つ手が功して、確かにわたしのkindleunlimitedの利用時間は減ってるわけですが。
とはいえ、サービスが終わったわけでは全然ないので、こうなったら意地でも使い倒してやろうと思う所存です。