就活・雇入れ

就活に麻雀もいいけどTCGも悪くはないのでは、というネタ話

2016年9月17日

3連休の開始日で、ちょうど東京ゲームショーもやっているということで、今日はゲームの話。

少し前ですが、我がブログの味方、ヤフーニュースで話題になっていたものにこんなのがありました。

マージャン勝てば「内定にリーチ」 珍就活「最終面接でロン」で企業がチェックしている点

麻雀は人生の縮図である、という人がいます。

運が大きく絡む点、長期戦であるため引くところ攻めるところの見極めが重要な点、不完全情報ゲームである点、などなど。

確かに人生において重要となる要素が麻雀にはいくつも詰め込まれていて、上げればキリがないです。

学生の興味を引く、という目的もあるようですが「勝負どころ」や「決断力」を見るのにもいい、ということで、この会社はこのような活動をされているようですが、驚きはあるけれども合理性が無いとは言い切れないのではないでしょうか。

 

トレーディングカードゲームとは

ただ、それで言えばTCG、いわゆるトレーディングカードゲームもなかなかの線を行くのでは、わたしは個人的に思ってます。

思ってるだけなので、9割ネタだと思って読んでください。

TCGはタイトルによってルールが違いますが、基本的には様々な効果のあるカードを使って相手の体力をゼロにする、というゲームです。

TCGでは戦う時に使うカードは事前にプレーヤーが決められます。

例えば、1試合に使えるカードが30枚なら30枚、40枚なら40枚までと決まっている場合、その30枚や40枚のカードをあらかじめ選抜するわけです。この選抜したカードのかたまりをデッキと言ったりします。

麻雀はみんなで同じ牌をわけあってゲームをしますが、TCGは使うカードがプレーヤーによって異なるわけです。

中にはプレミアが付いて高額なカードもあるため、リアルな財力が勝負に影響する、という意味で、あまり良くない意味で人生の縮図といえます(笑)。

 

TCGと麻雀には共通点が多い

そんなTCGがどうして「なかなかの線を行くのでは」とわたしが思っているかというと、まず、麻雀と共通する点が多いというのが一点。

麻雀が配牌やツモに運の要素が絡むように、TCGもデッキの中からカードを引いていくゲームなので運が絡みます。

また、相手の手札は盤面に出てきたカード以外は見られないので、麻雀と同じく不完全情報ゲームです。

長期戦かどうかは大会のルールにもよりますが、トッププレイヤーとして勝ち続ける人たちというのは、長期的な視点に立っていることが多いのもまた事実。

 

戦略的思考が養われる

これらに加えて、TCGだとデッキを構築する、という要素があります。

どんなカードをデッキに入れるか、それで勝負の行方は大きく変わります。

デッキを構築する、というのはすなわち戦略を構築するということにほかならないわけです。

しかも、単なる戦略ではなく、運の要素をあらかじめ入れ込んでおかないと、いざ本番でやりたいことができなくて泣く事になるので、どのような場面でも戦えるようリスクマネジメントを踏まえた、戦略的思考が重要となります。

これも人生では重要ですよね。

お金の投資のことを考えても、何にどれだけの額を預けて、どこどこに投資して、ってことを考えると、リスク計算と将来設計がしっかりできなければ、せっかく貯めたお金が露に解けるかもしれません。

 

TCGの不得手な部分

もちろん、麻雀に劣る点もあって、それは基本1対1の勝負となる点。

実際の人生では、1対多の場面も多いし、多対多のように協力しあうこともある。

そういった周りとの連携や関係性を学ぶにはTCGは不向き。

まあ、麻雀が向いてるかというと、たぶんモノポリーとかのボードゲームのほうが向いてるとは思いますが。

 

意外と長々とした文になりましたが、すでに述べたようにネタです。

ネタ、というのは、役に立つのは間違いないけど、麻雀のように入社試験として使えるかというと、競技人口の問題で無理。雀卓と牌があればできる麻雀と違って、それぞれがデッキを持ってこないとできないので無理。

無理だからネタ。現実的でないことは所詮ネタなのですよ。3連休初日で東京ゲームショー開催中ということでネタでもお許しを(関係ない)。

ただ、ものすごく頭を使うゲームなので、何かと役に立つのは間違いありません。直接的に、という意味ではなく、間接的に、ですが。

今はハースストーンシャドウバースのように、リアルのカードがなくても、スマホで基本無料でできたりするので、興味のある方は一度遊んでみることをおすすめします。

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いまメインでやってるのはシャドウバース。自分はハースストーン派だと言い張り、配信初期はやってませんでしたが、やってみたら大ハマり。早くAAになりたい

 

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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