時事のよもやま話

山本太郎という名の国会議員が憲法を平然と無視した

2013年11月1日

元・俳優で国会議員の山本太郎が、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を直接手渡したことについて、各所から非難の声が上がっている。ただ、驚いたことに、なかには山本太郎の行為に対して賞賛するバカもいたりするので、少しだけ私の意見を述べたいと思う。

今回の件で非常に斬新であり、そして、許しがたいのは国会議員が平然と憲法(日本国憲法3条、および4条)を無視したことである。原発や左翼右翼、天皇制、あるいは彼の個人の思想的な問題や請願法で逮捕できるか否かなどは、国会議員が平然と憲法を無視したことを肯定する理由に何一つなりえない。

憲法とは国の最高法規であると同時に、国家権力から国民の権利を守るために存在する。

その憲法を無視したということは、

この国会議員は場合によっては、

いや、はっきり言ってしまおう。

この国会議員は「自分の都合」によっては、国民の権利を平然と侵す可能性があるということだ。

今回の件で、山本太郎を擁護している人間は、ある日突然、自分の子どもだけ小学校や中学校への入学を拒否されたらどう思うだろうか? あるいは自分の家や貯金を国に取り上げられたらどう思うのだろうか?< 憲法を無視するというのはそういうことだ。 こうした国家権力の横暴を防ぎ民主主義を運営するために、憲法や法、あるいは三権分立といった制度や装置が存在している。 それを昨日、1人の思い上がった国会議員が蹂躙した。 その行為にどんな目的や動機があろうと、私は絶対にそれを許さない。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所(名古屋)の代表。 人事労務と無関係に暮らしてたはずが、社労士だった叔父の病気を機に猛勉強。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」など専門誌への寄稿、中日新聞での短期連載など、メディアでの執筆実績も多数

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