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Amazon 電子書籍

Kindle UnlimitedとKindleオーナーライブラリーを比較してみた

2016/08/04

かねてより噂されていたAmazonの月額で電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」が開始されました。

Kindle Unlimited

プライム会員と同様に、30日間の無料体験があるので、興味のある方は登録してみるといいでしょう(ただし、クレジットカードを登録してないとダメ)

正直に言うと、わたし自身は噂されている時点では全然、こちらのサービスに期待していませんでした。

というのも、このKindle Unlimitedと似たサービスにKindleオーナーライブラリーというサービスが有るのですが、この内容がかなり微妙だったから。

今回は、サービスが開始されたKindle UnlimitedとKindleオーナーライブラリーを比較しながら、Kindle Unlimitedがどのようなサービスなのか見ていきたいと思います。

 

サービス内容

Kindle Unlimitedはすでに述べたように、電子書籍の定額読み放題サービスです。音楽の月額聴き放題サービスの電子書籍バージョンです。

読み放題、とはなってますが、一度にダウンロード(登録)できるのは10冊までのようで、それ以上読みたい場合は他のを削除する必要があるようです。

一方のKindleオーナーライブラリーは、「プライム会員」で「Kindle端末」を持っている人が月に一冊、電子書籍を借りて読むことができるサービスです。

どちらも、電子書籍ならなんでも読んでいいわけではなく、対象の電子書籍しか読めません。

そして、Kindle Unlimited対象の電子書籍とKindleオーナーライブラリー対象の電子書籍は必ずしも一緒ではありません(後述)。

Kindle Unlimited:月額で対象書籍が読み放題(一度に登録できるのは10冊まで)

Kindleオーナーライブラリー:プライム会員&Kindle端末所持者であれば、月一冊、対象書籍をレンタルできる

 

サービス料金

Kindle Unlimitedの料金は月額980円です。

Amazonのこの手のサービスでは珍しく、プライム会員となる必要はありません。そのため、たとえプライム会員であったとしても980円かかります。

つまり、Kindle UnlimitedはAmazonプライムとは独立したサービスなわけです。

一方のKindleオーナーライブラリーは、プライム会員であることが利用の条件のため、プライムの年会費3900円(税込)がかかります。

その上、Kindle端末を所持していないと利用できないため、Kindleの端末代がかかります。

いま、一番安いはでこの2つ。どちらも、プライム会員になると4000円のクーポンが付くので、実質4000円引き。

Kindle Unlimited:月額980円

Kindleオーナーライブラリー:プライム年会費3900円+端末代

 

 

利用できる端末

Kindle Unlimitedは利用できる端末に制限がありません。

スマホやタブレットのKindleアプリ、PC版Kindleなどから自由に読むことができます。

一方のKindleオーナーライブラリー「Kindle端末」からしか読めません。なので、モノクロのKindleでカラー主体の写真集とか借りると結構悲惨です。

Kindle Unlimited:制限なし

Kindleオーナーライブラリー:Kindle端末のみ

 

蔵書

現状は、Kindle Unlimitedの方が圧倒的。

というか、Kindleオーナーライブラリーがあまりに貧弱。

Amazonの検索でカテゴリーをキンドル本にして「プライム対象」と検索すると、Kindleオーナーライブラリー対象本を探せるのですが、

見よこの数。

amazonオーナーライブラリー

見づらいので拡大しますが、

 

amazonオーナーライブラリー1

ざっと数えても数百程度。

Kindle Unlimitedの「12万冊読み放題」にはどうあがいてもかないません。

しかもラインナップも…、だったので、わたしはほとんどKindleオーナーライブラリー使ってません。

ただ、Kindle Unlimitedの「12万冊」も本当のところどうなんだろう、とは思いますけどね。

コミックスの多くは1巻だけのいわゆる試し読み状態だし、普通の本にしても個人出版のKindle本がかなり多いので。

Kindle Unlimited:多

Kindleオーナーライブラリー:極少

 

方向性が全く違う2つのサービス

比較はこんなところです。

圧倒的なKindle Unlimitedの勝利に見えますが、比べといてなんですが、同じ電子書籍のサービスといえども方向性がぜんぜん違うというのが正直なところですね。

Kindle Unlimitedはサービス単体で料金を取るという、一個のパッケージとして出来上がったサービスです。

一方のKindleオーナーライブラリーは正直、プライム会員でKindle端末を持っている人向けのおまけ。

Kindleオーナーライブラリーを使える人はプライム会員でもあるので、無料でお急ぎ便も使えるし、プライムビデオやプライムミュージックも使えるわけですからね。

なので、本だけ読みたくて、他のプライムサービスに興味が無いのであればKindle Unlimited一択ですが、それ以外のサービスも利用したいならプライム会員の入会も考えていい。ていうか、プライム会員になっても、無理にKindle端末買ってKindleオーナーライブラリーを始める理由はぶっちゃけないレベル。

おまけはおまけなのです。

 

一応、両方のサービスを1年利用した場合の料金の比較をすると、

Kindle Unlimited 

  • 980円×12カ月=11760円

Kindleオーナーライブラリー

  • 3900円(プライム年会費)+8980円(一番安いKindle端末)-4000円(クーポン)=8880円

となったりします。

ただ、あくまで別物のサービスだし、Kindleオーナーライブラリー単体(おまけでついてくる分には十分だけどね)には全くと言っていいほど魅力がないので、参考にはならないかもしれませんね。

 

Kindleアプリの普及は進むか

最後に余談ですが、Kindle Unlimitedはどの端末で利用できる上、30日間の無料体験があります。

無料体験後も利用を続ける人の数は未知数ですが、少なくとも、無料体験するにはKindleアプリをスマホやタブレット、PCにインストールしないといけないので、今後、Kindleアプリのダウンロード数が増えると予想。

アプリのダウンロードが増えれば電子書籍を利用する人も増えるので、生粋の電子書籍好きからすると、電子書籍への移行がさらに進むのでは、と期待しているのですが、ついさっきApp Storeを見たところKindleアプリ、ランキング圏外でございました。

 

梅原大吾の本を読んだ後に読みたいと思っていた本がKindle Unlimitedにあった。

とりあえず、30日間の無料体験のあいだにこれだけは読む。

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。