※ この記事を書いた4年半後(2021年1月)にPCモニターでスーファミや64を遊ぶのにもっとよさげな機器を買いました。以下の記事でそちらの紹介をしているので、よろしければ。
PCモニターでスーファミが遊べる神機器「ミヨシ(MCO) AV端子入力付きHDMI切替器 HDS-AV01」を試してみた
わたしの部屋にはテレビがありません。
社労士試験の勉強中でもやもやイライラしていたときに、電源コードをハサミで切って捨ててしまって以来、テレビ無し生活でやっております。
その代わりと言ってはなんですが、うちの部屋にはパソコンのモニターが3台あります。
メインのパソコンのモニターとして使っているのがこれ。
今はもう液晶事業から撤退してしまったエプソン製。よって、愛称はエプ子。
解像度はノーマルのHDだし、見た目も垢抜けてないけど、なんやかんやでサイズ感がちょうどいい。
こちらの黒くてスタイリッシュなのはゲーム用。
我が家での愛称は、エイスース製ということでエイ様
フルHDでラグもなくおまけに安いという、かなりコスパの高いゲーミングモニター。PS4とかWiiUとかPCゲーで遊ぶときに使用してます。モニターアームが使えないのが唯一の欠点。
最後の1つ、
この長女(エプ子)以上にもっさい、今どきなかなか見ない4:3の四角いモニターですが、これ、実は我が家の末っ子。たぶん、製造年は一番古いけど、我が家に来たのは本当につい最近。
歳上のはずなのに末っ子という、複雑な家庭状況な上に、見た目にも恵まれていないこの子の愛称は秘密です。若干、社労士の品位に関わるので自主規制。
この記事の目次
所有ハード数12台
さてさて、どうして、今さら4:3のモニターなんて欲しがったかというと、わたし、このブログではあまりアピールしてきませんでしたが、実はゲーマーなのです。
どれくらいゲーマーかというと、
これくらい、
ゲーマー。
縦に並べると、
これくらいゲーマー。
丸く円を描いてみると
このくらいゲーマー。
ちなみに同じハードとは二度寝ない主義なので、NEWバージョンと旧バージョンみたいな感じで、同じハードを複数持ってたりとかはしない。
壊れるまで愛する男なのです。幸か不幸か、今までは壊れたことないけど。
昔のゲームで遊びたい
さて、ここで冒頭の話しに戻りますが、わたしの部屋にはテレビがありません。
最近のゲーム機はHDMI接続が普通なので、PCのモニターで普通に遊べる、というか、遅延とか考えるとテレビよりモニターのほうがいいくらいなんだけど、昔の
これ、コンポジットで接続してた機器はPCのモニターでは遊べません。
昔のテレビには当たり前のように付いてましたが、PCの場合、昔のモニターだろうが今のモニターだろうが、PCのモニターでこれを挿せるやつは実はかなりレア。
我が家でこれに該当するゲーム機がこちらのみなさん。
ブラウン管のアナログテレビのコードをハサミでちょん切って以来、知らず知らずのうちに、こちらのみなさんとの縁までわたしはちょん切ってしまったわけです。
ただ、そんなわたくしでも、彼らとの思い出まで忘れてしまったわけではない。
初めてやったRPGが人から借りたFF4で、でもそれは又貸しだったので貸してくれた同級生が持ち主の先輩に切れられてたことも忘れてないし、小学校低学年のときに近所のゲーム屋に行って「物々交換」で古いゲームと新しいゲームを取り替えてもらおうとして失敗したことも忘れてない。中学時代のKという同級生に64のソフトを借りパクされたことも、そのKにゲームボーイカラーのソフトを本体ごと借りパクされたことも忘れたわけじゃない。つーか、2回目は貸すなよ。
だから(!?)、なんとかしてまた遊べるようにしたい、テレビとの縁はちょん切れたままでいいので、できればPCのモニターで…。
別に遊べるようになったからって遊ぶかと言ったら、そんな時間もないし、本当に遊びたいやつはリメイクとかVCとかアーカイブで遊んでるので多分遊ばない。
けれど、仲直りだけはしておきたいと、常々思っておりました。
コンポジットをHDMIに変換
で、その第一歩として買ったのがこれ。
コンポジットをHDMIに変換するための装置。
ちなみに、コンポジット→HDMIはできても、HDMI→コンポジットはできないので注意。
Amazonでこれを買ったら、中国の山奥(※)から発送された挙句、送り主が送り先を間違えていたみたいで、10日ほどで届くはずが、結局1カ月近く待つことになった。
で、こいつを介してエイ様と昔のゲーム機を接続してみたのですが、
横長ーー。
もともと4:3の画面比率のゲームを16:9のモニターで出力しているので、画面が横に伸びてしまっております。
わかりづらいかもしれませんが、イメージとしては、
これが、
こうなってしまっている感じ。
あいにく、モニターの方にも変換器の方にも画面比率を調整する機能がないので、これ以上はどうしようもなし。
この子らが
遊べない、という状況からは脱したものの、不完全燃焼に終わりました。
※ 中国の山奥から来たのはわたしが買ったのが日本のメーカーのパチモンだからみたいです。
4:3モニターを手に入れる
月日は流れ、冒頭で紹介した末っ子が我が家にやって来たのが今年の5月。
事務所のPCモニターの買い替え時にかっぱらってきました。
この末っ子、長女と次男に比べると著しく重い(物理的に)。けど、モニターの比率が4:3なので、エイ様のように横に伸びたりはしないはず。
ただ、この末っ子、型が古いのでHDMI端子がない。
一応、HDMIと互換性のあるDVIはあるので、
DVIケーブルに
これを付けて、接続。
…。
うんともすんとも言わん。
一応、ゲーム機を変えてみたりもしたが、
なしのつぶて。
どうもこの変換器、HDMIしか対応してないらしく、下位互換のDVIが挟まると使えないっぽい。
残念。
コンポジットをVGAに変換
それからほんの少しだけ時が流れて、これを買った。
今までは
コンポジット→HDMI
に変換することにこだわってきたけど方針転換。
それよりも
コンポジット→VGA(D-sub)
の方が確実だろう、という結論です。
この青さがどうにも古臭いけど背に腹は代えられない。
なにより、この結論は正しかった。
64のゼルダもこの通り、4:3で美しい。
3DS版持ってるけど。
世間の評価はイマイチだけど、わたしは大好きなFF12もこの通り。
来年出るPS4でのリメイク版を新鮮気持ちでやりたいから、PS2版はもう遊ぶ気ないけど。
知らぬ間にお亡くなりになっていたハード
そして、スーファミ。
今は亡き叔父からもらった一番思い出深いハードです。
その中でも当時としてはグラフィックがすごかったFF6をつなげてみたところ、
ん? 白黒?
いやいや、FF6って確か、もともと白黒だった気が。ティナ(中二な過去のわたしはセレラと名前を変えて楽しんでいたらしい)の髪の毛も緑っぽい黒だったはず。
気を取り直して、SRPGの名作、一番好きなSRPGはFE聖戦の系譜かこれかでいつも迷うタクティクスオウガも、
やっぱり白黒。
…、
えーっと、テレビ無し生活6年目にしてわかったことは、うちのスーファミはいつの間にか壊れていた、ということです。
まあ、今、家にあるハードの中で一番古いし、しょうがないよね。
そう、しょうがないので、
バーチャルコンソール最高!
※追記:スーファミだけ白黒だったのは壊れていたのではなく、スーファミの疑似NTSCという出力方式にエアリアが対応していないせいだったみたいです。
というわけで、PCモニターでレトロゲームをやりたい、って方は、今回紹介したような機器を使うといいですよ、ということで終わりです。
久しぶりに自分の趣味全開のことを書いたので、文章がはっちゃけ気味ですが、ご了承いただければと思います。