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マイナンバー

マイナポータル本格運用と各省庁間の連携が平成29年1月から半年間延期で7月に!

2016/06/20

マイナンバーカード交付がこれだけ遅れてるいることを考えると、さもありなんな話なのですが、来年1月稼働予定だった「マイナポータル」、来年7月まで本格稼働を延期するみたいです。

マイナンバー、個人向けサイト「マイナポータル」の本格運用を半年延期

官僚のやることってのは責任逃れ責任逃れでスピード感がないのが気に喰わないんだよなあ。その割に、相手には期日通りでないとまともに取り合おうともしないし。まあ、早くやったったって、遅くやったって天下ることと賄賂もらうことにしかモチベーションもない連中なんだから、って、そんなわたしの薄っぺらい官僚批判はどうでもいいですね。

というか、わたしはこの件、昨日の産経新聞で知りましたが、今年の4月に総務省から発行された「マイナンバーまるわかりガイド」におもいっきり載ってたらしい。

マイナポータル

マイナンバーまるわかりガイド(リンク先PDF 参照:社会保障・税番号制度<マイナンバー>広告物のご紹介)

…、不覚!

 

間に合わなかった「各省庁間の情報の連携」

で、今回の延期、上記のリンク先の記事タイトルは「マイナポータル」の運用延期を強調していますが、実際のところは、マイナンバーを用いた「各省庁間の情報の連携」が来年の1月までに間に合わないのが問題のようです。

マイナポータルは国民が自分の行政上の情報を管理し手続き等をネット上で行う機能の他に、国民が自らの手で「各省庁間の情報の連携を監視」する、という機能も実装予定です。ていうか、むしろマイナポータルの目玉は後者

しかし、「各省庁間の情報の連携」が来年の1月に間に合わないのに、同時期に稼働予定のマイナポータルに「各省庁間の情報の連携の監視」なんて機能は入れられないわけです。

そのため、マイナポータルは来年1月の「本格」運用はしない、けれど、それ以外の一部機能については来年の1月から稼働していくようです。

 

年金はどうなる?

また、上記の記事では、行政サービス一の問題児でマイナンバー制度からハブられている年金についても新情報?が。

もともと、マイナポータルの本格運用が始まると、年金の場合、マイナポータルから自分の年金情報を確認できるようになる言われていましたが、こうした情報提供も、少なくとも来年7月まではなしになるそうです。

気になるのは、それまで年金機構はマイナンバーを集めないのか、それとも当初予定通り、来年の1月から収集を開始し、情報提供は7月になるのか、という点なのですが、この辺は全然何も書いてないのでわからずじまい。

7月前に集めるのか、7月以降に集めるのかで、社会保険料の算定基礎届の提出方法が変わってきますからね。気になるところです。

 

以上です。

延期になるのはマイなポータルだけで、法人ポータルの方は予定通り来年1月より本格運用が始まるそうなので、まず気をつけるべきはこちらかもしれませんね。

最近は年金機構の未加入事業所への加入の催促も増えていますし、法人ポータルが本格運用となれば、更にその傾向が増すのは間違いないでしょうから。

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。