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書評

海外に行きたいと思いながら結局行ってない社労士の書評「君はどこにでも行ける 堀江貴文」

2017/02/02

中学卒業のときの文集に「世界を周りたい」と書いた覚えがあります。

覚えもなにも、別に文集、家にあるはずだから確認すればいいだけなんだけど、確認するにはいろいろと他の勇気が必要なのだ(笑)。

で、それから16年間、結局1回も海外に行かずに三十路を過ぎてしまった男、社労士の川嶋がこのブログを書いております。今日もよろしくお願いします。

ちなみに、海外は小学生のときに一度だけシンガポールに行ったことがありますが、どういうわけか旅行中ずっと機嫌が悪かった記憶があります(笑)。

 

ビジネス書というよりはエッセイ

なんでこんな話をしているかというと、実は最近あまり本を読めてなくて、読めてないなら、このブログで書評を書くことをノルマ化すれば嫌でも読むんじゃないの、と思って、とある本を読んだわけです。

それがこちらの本。

前にもホリエモン本を読んで書評を書きましたね。

不安を伴う高揚感 「ゼロ - なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文」を読んで【書評】

でも、今回のはかなり毛色が違います。経路が違いすぎたのか、Amazonの書評だと結構ボコボコ、というか、中身が無いうんたらかんたらというものが多いですね。

世界各国に実際に訪れた感想とそれにまつわるビジネスや社会情勢の話がこの本の内容のほとんどで、まあ、ビジネス書として読むより、一種のエッセイか何かと思ったほうが楽しめる内容です。

(ていうか、ホリエモンの本ってほとんど口述引きだから、どれもパッケージングされたビジネス書というよりは、みんなエッセイよりだと思うんだけど)

エッセイって著者の考えが覗けるし、スラスラ読めるのでわたしは結構好きで、この本も割と楽しみながら、あっという間に読むことができました。

世界のビジネスの流れと現地での遊び方をいっぺんに網羅的に、ついでにホリエモン視点で知るにはうってつけの本ではあるけど、各国のより詳しい情報を知るには不向きなのも確か。

けれど、そういう各国の詳しい情報知りたかったら、それこそググッてWikipediaとか見たほうが早いし、詳しくわかるんじゃね、って話。

 

「頭のなかの国境を消そう。そうすれば君はどこにでも行ける。」

まあ、でも、中学生の頃に世界に出たいと思って結局一度も出ぬまま30を超えたおっさんがこういう本を読むのは、なんかうら寂しい気がしなくもないですなあ。

別に言い訳するわけじゃないですが、20代とかはギャンブルに狂ってたので本当に金がなくて海外に行けませんでしたが、今だったら、近隣のアジア諸国くらいなら格安の弾丸ツアーで行けなくもないです。そうしないのは他にすることがあるからってだけ。

「頭のなかの国境を消そう。そうすれば君はどこにでも行ける。」

本文に出てくる、本書のホリエモンの主張を端的に表した言葉ですが、頭のなかに国境はないつもりでいるので、あえて用もないのに海外行く必要もないかなあ、と思いつつ、一回くらい海外行かないと「頭のなかに国境はない」と言っても格好が付かない気がしなくもない今日このごろではあるんですけどね。

ちなみに、中学生の頃に世界に出たいと思って結局一度も出ぬまま20代なかばになった若者は、村上龍のビッグイベントという本を読んで、

いつか世界へ、なんて思っていた記憶が。うん、何ひとつ成長してないな、わたし(笑)。

 

まとめると、用途を間違えなければ良本、でも、過去のホリエモン本のような自分の考えを根本から壊してくれるような期待をすると悪本になりえる、というのが、この本なんじゃないですかね。

自己啓発のための本でもなければ、知識を深めるための本でもなく、知識を広める本ですからね、これは。
君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。