GWの中日ですがお仕事ですか? お休みですか? わたしはおもいっきり休んでます(ドヤッ)。
休んでるけどブログは書く。けど、家だと人事労務の話に頭が切り替わらないので、今日はこんな話。
今日の朝、Twitterのトレンドにこんなのがありました。
「Windows 10のアップグレード画面」
巷では鬱陶しいと評判の「Windows 10にアップグレードしませんか?」という画面ですが、その画面がアメリカの地方局の天気予報の放送中に出てしまったらしい。
テレビの天気予報中にWindows 10のアップグレード画面が出現
放送自体はキャスターの機転でうまく場を収めたようですが、にしても、なんでアップデートしないのか、正直理解に苦しむ。タダだし。XPから7や8へ変えるのとはわけが違うわけですよ。タダなんだから。
この記事の目次
Windows10に対応できないソフトなんて見限れ
もちろん、変えられない理由がある、っていうのはわからないでもないですよ。業務等で使ってるソフトが対応してないとかね。
電子申請する際に使う、e-govっていう政府のサイトは去年の10月まで、うちの事務所の業務用ソフトも今年になるまで、対応されてなかったのでなかなかWindows10に変えられませんでした。
まあ、マイナンバー対応とかあったみたいだから責めはしないけど、でも、いろいろなタイミングが違ったらSmartHRとかに乗り換えてた可能性だってある。SmartHRはクラウドだからOS関係ないし。
まあ、SmartHRのことは置いておいても、なんやかんやで、新しいOSに素早く対応できるかどうかっていうのは、そのソフト会社の開発力と直結していると考えていい。
逆に言うと、OSの変更に素早く対応できないベンダーなんて変えちゃったほうがいいくらいなのかもしれない。
無償アップグレードまでもう期間がない中で、未だにそういう業務用ソフト使ってるんならもう切り替えていいタイミングだと思うんだよね。そういう意味でまずWindows10に変えない理由がわからない。
心理的な理由でアップデートを拒むべからず
もう1つ、変えない理由があると思う。それは前バージョンのほうが慣れてるから変えたくない、とか新しいバージョンは怖い、とかいう、使ってる側の心理的な理由です。
こういう理由、わたしからすると、何言ってるか全然わかんない(サンドウィッチマン風)。
慣れてるから変えたくない? じゃあ、さっさと新しいのにして早く慣れたほうがいい。
新しいバージョンは怖い? 古いバージョンの方はセキュリティ的にはよっぽど怖いし、だいたい怖いって感情はほぼほぼ無知から生まれるんだよ! とか、身もふたもないことを思ってしまうのです(さすがに最後のは思ってても口に出しては言わないけど。でも、普段言えないから強調はしてみた(笑))。
で、そういう心理的な理由で変えないのも、プライベートでならいいですが、業務でそれをやられるといろんな事が滞ると思うんですよ。
会社内に新しい物を受け入れられる土壌があるかの試金石
若い会社員の方だと自分の中に思い当たる人もいるんじゃないですか、会社の比較的偉い人で、パソコンがあまり得意ではない、けれど、仕事上仕方なく使ってる、みたいな人。
そういう人が一人いて、慣れてるからとか怖いからとか理由でなかなか変えさせてくれない。で、変えても大丈夫な理由を説明してもなかなか変えさせてくれない、となると、当然、パソコンがわかる人たちは不満を貯めこむわけですよ。
もっと言えば、パソコンのOS一つ変えられない会社に活力が生まれるはずもない。
別にOSを変えれば活力が出る、ということを言いたいのではなく、風土や体質として新しい物を取り入れる土壌がないと活力ってのは生まれないという話をしているのです。
Windows10に変えられない企業は日本年金機構と同レベル(リテラシーが)
最後に、慣れてるから(という理由かは厳密には知らんが)、で、OS変えずにずっとやってる企業、じゃないか団体を一つ皆さんにお教えしましょう。それは
日本年金機構
日本年金機構は未だにWindows95前のMS-DOSというOSを使って、わたしたちの年金データを管理しているんですよ!
別に去年のデータ流出はMS-DOSが直接的な原因で起きたわけではないですが、これも言ってしまえば風土や体質の問題で未だにそういうOSを使ってるくらい意識がな低い、っていうか、ないってこと。
というわけで、みなさん、日本年金機構と同類と思われたくなかったら、まずはさっさとWindows10にしましょうね(笑)。
知り合いがこれを買おうとしております。羨ましいけど、使いみちがないので別にいい。あと、別にこんなの買わなくてもWindows10にはできます。