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ダンボールVRからは卒業? プラスチック製のVRゴーグル「Uvistar 3Dメガネ 3DゴーグルVR box」を試す

2016年4月24日

たびたびこのブログでも書いているVR。まあ、わたしが使っているのはハコスコ&GoogleCardBoard、つまり、ダンボール製のVRゴーグルなのですが。

この2つ、ダンボール製ということもあってか、まだ買って3か月ほどにもかかわらず、ところどころ痛みが目立ち始めました。

あとダンボール制のVRゴーグルって、手で支えないといけないので長い時間使っていると腕が疲れるのにもややイライラ。

それもあって、最近では、古いヘッドライトを再利用してこんな感じで使ったりもしていたのですが、

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これもさすがにちょっとなあ、というか、写真で見るとお前何してんだって感じですね。

というわけで、ダンボールVRから一歩進んで、Amazonで山のように売っているプラスチック製のVRゴーグルに手を出してみようかと思ったのが今回。

 

決め手はデザイン。

買ったのはこちら。

 

山のようにあった中からこれを選んだ理由は、単純にデザイン。

なんだか、顔に似合わずかまととぶったこと言ってますが、Amazonで同様のVRゴーグルの特徴とかいろいろ調べてみても、見た目以外にほとんど違いがなさそうだったんですよね。結局、VRの性能にとって一番肝心の画面はどれも自分のスマホなんだし。

というか、そもそもを言うと、スマホを利用したVRは仕組みが単純だからこそ、ダンボールでもできるわけなんだし。

 

開封の儀

で、実物がこちら。まずは箱。

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外箱に日本の漢字にはない漢字が書いてあるので大体わかると思いますが、こちら中国製です。Amazonにあった他のやつも、どれも名前こそアルファベットになってたりするけど、たぶん、ほとんどは中国製のはず。

開けるとこんな感じ。

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本体を取り出すと、

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見ての通り、2眼タイプのVRゴーグルなのでハコスコアプリは使えないけど、GoogleCardBoardのアプリなら使えます。うん、たぶん…(なぜ濁しているかは、後述)。

で、

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このあいだにスマホを挟めば、さっそくVRが楽しめるわけなのですが、わたしのiPhoneこちらのバンカーリングひっついておりまして、

これを付けたままでもスマホを入れられないことはなかったのですが、無理やりやっているうちにそのうち間違いなく折れそうだったので、バンカーリングは外しました。買う前から、たぶん、こうなるだろうなあ、とは思っていましたがこれを使うたびに外すの結構だるい…。

 

装着した印象

いざ、装着してみるとこんな感じ。

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なんだか、口元がにやけてますが何がそんなにおかしかったんでしょうかね。この写真iPhoneで私が自撮りしているので、VRゴーグルにはまだiPhoneもなにもセットしてなくて、視界ほぼゼロだったんですけど。

ただ、顔へのフィット感はさすがに、GoogleCardBoardをヘッドライトのバンドで無理やり固定した時に比べれば全然快適。顔に当たる部分は黒のスポンジになってますし(外が明るいと、外の光が漏れて入ってきてしまうのは、ちょっと没入感の邪魔ですが)。

また、スマホを使うVRってどうしても、VRゴーグルを取ってはつけ取ってはつけを繰り返さないといけないので、GoogleCardBoard&ヘッドライトに比べて装着、脱着が楽なのも◎。

おまけに、ゴーグルには視界の調節機能がついています。両目の間隔には個人差があるので、それに合わせてレンズを調整できるようになっております。2眼のゴーグルは立体が大前提みたいなところがあるので、この調節機能は立体視をきちんと自分の目に合わせて楽しむのに重宝します。

 

操作性は劣悪というより「操作性、何それおいしいの?」状態

ただ、一つだけ問題なのが操作性

過去にダンボールVRを紹介したときあまり説明してなかった部分なのですが、実はハコスコもGoogleCardBoardも、VRゴーグルをつけたまま、非常に簡易的ながら画面の操作ができます。

ハコスコなら、

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ここから指を突っ込んで、スマホを操作できるし、

GoogleCardBoardの場合、

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このトリガーを押すと

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真ん中の銀色の部分が部分が画面に触れるようになっているので、スイッチのオンオフみたいな操作なら可能。

しかし、プラスチック製のVRゴーグルだと、そういったことが一切不可。

例えば、映像アプリを使う際は、GoogleCardBoardを装着する前は、画面を一時停止したままにしておいて、すべて準備が整ったらのトリガーで開始、みたいなことができたのですが、プラスチックVRではそれができない。

他のプラスチック製のVRゴーグルの概要やレビューを見ても、Bluetoothのコントローラ買うのが必須みたいなことが書いてあったりするので、他のやつも大体そうなのかも。

 

プラスチック製のVRゴーグルのまとめ

以下、ダンボールVRに比べていい点・悪い点についてまとめておきましょう。

良い点

  • 作りがしっかりしている
  • ヘッドバンドが標準装備
  • 視界調整ができる

悪い点

  • ゴーグルをつけたままの操作が一切できない。

 

良い点も悪い点も、上のほうではもっといろいろ書いてた気がしますが、バンカーリングのこととかは、わたしの環境固有のものなのでちょっと省きました。あくまで、一般的な目線での感想。

で、いろいろ書いたけど、なんやかんやでプラスチック製のVRゴーグルは、ダンボール製のVRゴーグルのほぼ上位互換なのは間違いありません。

ただ、GoogleCardBoardアプリの一部はトリガー使用前提のものもあるので、迷ったらプラスチック製、と簡単に言い切れないのが悩ましい点。

正直なわたしの感想は、プラスチック製のVRゴーグルは悪くはないけど、初めてだったら値段のことも考えてハコスコとか

GoogleCardBoardで十分だと思います。

ヘッドバンドのおかげで両手フリーでVRを楽しめるのはいいし、その1点だけでわたしなんかはかなり大満足なんだけど、それならダンボールのバンドついたのもあるしね、って話だし。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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