今日は、昨日までの真面目な労務の話とは全然関係のないわたくしゴトを書きます。わたくしゴトな上に長いので、お前の話に興味なんてないよ、という方は、わたしの中日新聞の連載記事でもどうぞ。
この記事の目次
HDDお亡くなり事件
先日、家のPCのHDDがお亡くなりになりました。
17の時に初めてPCを買って以来、6台くらいのPCを渡り歩いてきましたが、HDDが寿命に達したのは実は今回が初めて。初めて買ったPCを5年くらい使い倒したある日、そのあまりの遅さに苛々してHDDを物理で壊したことはあったけど(笑)。
まあ、iPhoneもあればNexus7もあるし、おまけにChromebookもある上、PS4からプライムビデオやYouTubeも見られるので、実は言うと特に困ることもないのですが、家にいるときはHDDの壊れたPCをメイン使いしていたので、ないとそれはそれで落ち着かない。
というわけで、今週は仕事が終わると夜な夜なPCのリカバリーに精を出しておりました。
Windows7でリカバリーしてWindows10を入れなおす作戦
HDDお亡くなり後、恐怖のアメリカンメガトレンドの画面から何度もF1を押してはWindows10の機能からのリカバリーを試み、最終的には初期化までしようとしたのですが、それすらできないまま、まずは1日経過。この段階で、どうやっても蘇生の余地はないと悟りました。
で、実はこのPCは、もともとヤフオクで落としたもので、晩年はWindows10機として頑張っていましたが、元々入ってたのはWindows7。
幸い、落札したPCと一緒にWindows7のリカバリーディスクが付いていたので、HDDを交換し、Windows7を入れなおして、もう一度Windows10を入れることにしました。
(まだWindows10への無償アップデート期間だからできた荒業ですが、万が一に備えてWindows10のリカバーリメディアは用意しておきましょうね)
ネットワークアダプターのドライバーがない!
HDDを交換して、Windows7を入れるまではそれほど苦戦することはなかったものの、困ったのは、せっかくWindows7を入れなおしたのにネットが繋がらなかったこと。ネットに繋がんないと、更新プログラムを入れることも、改めてWindows10を入れなおすこともできないじゃん!
で、どうしてネットに繋がらないかというと「ネットワークアダプターのドライバー」がなかったから。ネットが繋がれば、ネットからネットワークアダプターのドライバーも落とせるってもんですが、ネットにつながってないんだから無理。
あいにく、出品者から送られてきたCDはリカバリーディスクのみで、この中にドライバーも入っておらず。
Chromebook経由Windows7行き
で、どうしたかというと、Chromebookでドライバーを落とすことにしました。ChromebookからドライバーをダウンロードしてUSBメモリ経由でWindows7に入れたのです。
ただ、Windowsから落とすのであれば、Windowsが勝手に最適なドライバーを探して落としてくれる場合もあるのですが、Chromebookから落とすとなると、マザーボードにあったドライバーを自分で探して落としてこないといけないので注意が必要。
マザーボードの型番がわからない場合はCPU-Zというフリーソフトが便利(当然、これもChromebookで落としてUSBメモリ経由でWindows7に入れました)。マザーボードの型番がわかれば、それに最適なドライバーが何かをネットで探して入れるだけです。
なかなかに面倒なことではあったものの、ネットに繋がったときはわたくし刻(とき)が見えましたよ。
物理メディアの破損をものともしないクラウド
長い長い更新プログラムのインストールとWindows10へのアップグレード後、死んだHDDに接続してみたものの、中身はやっぱりおじゃん。復元ソフトを使おうかとも思ったけど、その労力に見合うほどのファイルは正直ないと思い諦めました(重要なファイルは外付けHDDに置いてたし)。
ただ、内臓の方に入れていた音楽ファイルは全消え。13年間蓄積したわたしの音楽コレクションはすべて露に消えたわけです。まあ、グーグルプレイミュージックに全部あげてたから間一髪助かったんだけど。
ていうか、グーグルプレイミュージックに限らず、グーグルクロームにも今回は助けられました。単に、以前の設定のまま使えてるってだけなので、助けられたっていうのも変だけど、アカウントに接続するだけで前のまま使えるっていうのは本当に楽。
結局、初めてのHDD交換を経験して思ったのは、万が一のデータ消失に備えるならやっぱりクラウドだなあという結論に落ち着きましたとさ、めでたしめでたし。
HDD交換してすぐであれだけど、SSDにしようか検討中です。