マイナンバー

マイナンバーカード(マイキー)を社労士の身分証明証に使用せよ

2016年3月14日

今日は、愛知県社会保険労務士会のセミナーでした。セミナーと言っても、こちらの関連ではなくマイナンバーのセミナー。

もうマイナンバー始まってるのに今更かよ…、とか思いつつ、セミナー会場が事務所の近所(名古屋国際会議場)だったのでとりあえず行ってきました。

いやー、行っておくもんですね。おかげでブログのネタが拾ってこれました(ちなみに、講師の先生には悪いけど、このブログはセミナー中に書いた(笑))。

 

蘇る愛知会の社労士証明証の話

もうかれこれ2年前の話ですが、愛知県社会保険労務士会の総会に出た話をこのブログに書きました。

https://www.sharoushi-nagoya-hk.com/archives/590

https://www.sharoushi-nagoya-hk.com/archives/591

どうでもいい話を延々延々、2度と社労士会の代議員なんかやるか、と思ったもんですが、その願いが通じたのかどうなのか、今はもう代議員やっておりません(笑)。

で、このときあったどうでもいい話、つまり、愛知会の社労士であることの証明書を紙のものからプラスチックのものにする、という話ですが、どうやらそれが今も「生き」なのだということを今日のセミナーが始まる前の副会長の挨拶の中で知りました。

そして、どうやらそのプラスチック製のカードにはICチップも入るらしい。

まあ、それは2年前にわたしが記事で指摘したことなので、悪いことではない、と言いたいところですが、もうその時とは状況が変わっているんですよ、愛知会のお偉方。

だってね、って、こういうこと書くと、もう絶対代議員の話来ないと思うので、大文字で書きますが(笑)

そんなのマイナンバーカードでやれよ、って話なんだから。

 

それはマイキーでできる

このブログでも何度か触れていますが、マイナンバーカードにはICチップが内蔵されていて、その中に電子証明書が入っています。

この電子証明書を使う公的個人認証サービス、今日のセミナーでわたし初めて知りましたが、これを総務省は「マイキー」と呼んでいるそうです。で、こちらのサービスについては民間にも開放されます。

でね、今日のセミナーの講師の方もおっしゃってましたが、マイナンバーといえば社労士、という認識が世間に徐々に浸透してきている、となれば、積極的にマイナンバー制度を活用すべきでしょう。(厳密に言えば、マイナンバーとマイキーは別の制度だけど)

電子証明書に社労士の証明書を入れるなり、ICチップに直接社労士の証明書を突っ込むなりすればいいわけです。

ちなみに、マイナンバーカードは、今後これだけのことに活用される予定なのですが、これだけのことができて、社労士の身分証明に使えないわけがない。

マイナンバー活用

参照:マイナンバー制度利活用推進ロードマップ(案)(リンク先PDF)

でね、怒られついで(という妄想のついで)に、これも書いちゃうけど、どうせ、社労士のお偉い方はお年寄りばかりで、マイナンバーカードなんて作らない可能性が高い。

でも、マイナンバーといえば社労士、と今後もっと言われようと思ったら、その社労士がマイナンバーカード持ってないんじゃ、説得力もへったくれもない。それならば、マイナンバーカードを強制的に持たないといけないような状況を作ったほうがいい、と思ったわけです。

 

ふー、以前にこのことを書いた時よりも、ブログのアクセスが増えているので本当に怒られないか、若干心配ですが(笑)、まあ、いいや。

ていうか、今日のセミナー聞いて、そういうこと考えなかったとしたら、それこそ何聞いてたんだって話です(最後におまけの余計な一言)。

 

話が変わりますが、Alpha碁が勝ち越しを決めましたね。

ただ、これは将棋の話になりますが、こちらの羽生さんと川上さんの対談本ではAIと人間とで、対局時の得意な環境が異なる、という話が出てきます。
羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版 【文春e-Books】
羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版 【文春e-Books】

よって、今後、人工知能と人間の対局のレギュレーションがより洗練されると、結果が変わってくる可能性はあるかもしれません。F1好きから言わせると、レギュレーションって対局や試合をショーとして考えたときにはすごい大事ですからね。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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