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意味不明な福岡のハローワーク職員と社労士による情報漏えい

昨日も少し触れましたが、また社労士の不祥事がありました。勘弁してよ…。

社労士に個人情報漏らした疑い ハローワーク課長ら逮捕

記事によると、福岡の社労士が仲の良いハローワークの職員にお願いして、10名ほどの個人情報を提供してもらったそうです。

で、これが国家公務員法の守秘義務違反に当たるということで、ハローワークの職員2人は逮捕、個人情報を提供してもらった社労士側も守秘義務違反のそそのかしで逮捕されたそうです。

これによりハローワーク福岡東は家宅捜索されたそうですが、てことは、その日の業務は停止でそのハローワーク管轄の事業者は大迷惑、かと思いきや、家宅捜索が行われたのは日曜日だったようです。

 

何がしたかったのかさっぱりわからない

ハローワークの職員から社労士に渡った情報というのは、職歴や雇用保険の資格取得日などらしいのですが、そんなの集めて一体何になるのかさっぱりわからないというのが、わたしの正直な感想。

職歴を知りたい、というのはまあ、わからないでもありません。求職に来た人が履歴書に書いてきた職歴が本当にあっているか確かめるのに、雇用保険のデータは有用でしょう(前の職場で雇用保険に入っているってのが前提だけど)。

ただ、資格の取得日についていえば、自分の会社や顧問先からの依頼や許可があることが前提ですが、ハローワークで正規の手続きを踏んで「事業所別被保険者台帳」を取ればいいだけの話です。

以下の様式をハローワークに提出すれば使えます。

事業所別被保険者台帳提供依頼書(リンク先PDF)

社労士がもらう場合はこちらも必要。

委任状(リンク先PDF)

 

よって、わざわざ、ハローワークの職員から内緒でもらうようなものでもない。自分の会社や事務所の労働者や、顧問先の労働者でない場合はこの手は使えませんが、そもそも、自分の会社や事務所の労働者や、顧問先の労働者でない人の加入日なんて知ってどうすんだって話だし。

いったい何がしたかったのか…。

 

とりあえず、時節柄、こういう社労士に関わる不祥事は勘弁してほしいものです(逮捕がこの時期にずれ込んだだけで、発覚自体はこっちの方が早かったみたいだけど)。

55歳からのハローライフ

逮捕された3人の年齢から、画像として選んでみました(未読だけど)

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。