A4 全労働日に占める出勤した日の割合で算定します
出勤率の算定方法
出勤率とは対象期間(※)の全労働日中に占める出勤した日で算出します。
つまり「出勤した日数÷全労働日数」です。
たとえば、過去1年の全労働日が260日の会社で、出勤した日が250日あった場合、250÷260=0.96153… となり出勤率は約96%となります。
※入社直後の場合、入社日から有給付与日の前日、それ以降は前回の付与日から今回の付与日の前日
出勤した日と出勤扱いとする必要のある日
ちなみに、出勤した日には、遅刻・早退など少しでも労働した日は、出勤した日として扱う必要があります。
また、以下の場合は、出勤していなくても出勤した日としてみなす必要があります。
① 業務上の負傷・疾病による療養のため休業した期間
② 産前産後の女性が産前産後の休業を取った期間
③ 育児休業または介護休業をした期間
④ 年次有給休暇を取得した日
全労働日と全労働日から除外する日
また、全労働日とは、総歴日数から会社で定めた所定休日を除いた日です。
ただし、以下の場合は全労働日から除外する必要があります。
・ 使用者の責に帰すべき事由による休業の日
・ 正当な争議行為により労務の提供が全くなされなかった日