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さらばiTunes? & 定額音楽配信サービス初心者が知っておくべき3つのこと

2015年11月22日

iTunes

思えば2003年の冬、お年玉とバイト代をかき集めて当時5万円近くした20GBのiPodを買ってから早12年。PCの音楽プレーヤーはずーーーーっとiTunesを使ってきましたが、Google Play Musicの定額サービスに加入し、手持ちの音楽ファイルもクラウド共有できるということで、乗り換えを決意しました。ちなみに、この自分のファイルもクラウドで共有できるという機能はAppleでも使えるけど、日本のAWAやLINE MUSICにはない機能です。

手持ちのiTunesとGoogle Play Musicで被ってる曲もありましたが、iTunesで作成したプレイリストをそのまま移行したかったので、とりあえず全部クラウドへ。ちなみに、iTunesからの移行にはミュージックマネージャをDLする必要があります。詳しい方法はこちらの方の記事をどうぞ。

Google Play ミュージック の使い方!iTunesやCDの音楽を無料で保存しスマホで聴けるよ!

 

さらば、iTunes?

約4000曲(主に曲数を稼いでるのはゲームのサントラだけど)あったのでメチャメチャ時間かかったけど、これでもうiTunesともサヨナラかと思うと、枯れたはずの涙もどこからかポロポロ…。

とか、思ってたら、なんと設定で、iTunesに曲を追加すると、自動でGoogle Play Musicに追加することもできるらしい。つまり、iTunesで音楽買ったりCDから音楽を取り込むとそのままGoogle Play Musicに反映されるわけです。

もうiTunesで曲買うことはないかもしれないけど、CDから取り込むことはないことないよなあ…。

それに、PC版のGoogle Play Musicは自分の音楽ファイル以外はストリーミング再生しかできないらしい(スマホはDLしてのオフライン再生もできる)ので、通信環境によっては音質が落ちる可能性もある。

…、うーん、頻度は下がるにしろiTunesは今後も使うことになりそうです。13年目もよろしく!

追記:Google Play Musicでも自分のファイルならPCでもダウンロードして聴けるけど、それならなおさらiTunesでいいのでやっぱりiTunesも併用します。

 

ビッグネーム・過去の名曲ズラリで洋楽は充実

で、ここからはGoogle Play Musicの話をしたいのですが、まず言えるのが、洋楽の充実度がものすごい反面、邦楽はあんまり、というのが現状のようです

特に洋楽は、わたしのコレクションの中で曲が全くなかったのはoasis(とその元メンバーであるNoel Gallagher)だけ。

他は、U2もStingもPoliceもEric ClaptonもMadonnaもBily JoelもCyndi LauperもElton JohnもNirvanaもQueenもThe Rolling StonesもOlivia Newton JohnもMichael Jacksonもあった。The Beatlesもかなり不完全だけどあるにはある。

なんだか、わたしの洋楽の嗜好がかなりのミーハーってことがバレバレになってしまいましたが、でも、それほど洋楽に詳しくなくてもみんな知ってるようなアーティストばかりでしょ? それが月額980円でほぼ全曲聴けるっていうのはやっぱりすごい。

洋楽のオーソドックスな名曲を聞きたいなら、Google Play Musicはかなりお得。同じように洋楽ならApple Musicもいいらしい。

 

ビッグネームの不参加目立つ邦楽

続いて邦楽の方ですが、こちらは洋楽と比較してビッグネームの不参加率の高さが気になりますね。ジャニーズ系はもちろんのこと、ミスチルやサザン、B'Z、ラルクなどの往年のビッグバンドもそうだし、最近で言えばSEKAI NO OWARIやbuck numberなんかもない。

また、楽曲が存在するアーティストにしてもmiwaとかサカナクションのように一定昔までの曲しかなかったり、活動が長いアーティストだと、レーベル移籍などにより逆に古い曲がなかったり。

よって、洋楽目的ならともかく、邦楽目的なら無料期間を利用して、自分の好きなアーティストが参加しているか、参加していたとしてどんな曲が登録されているか確認した方がいいですね。

また、こちらの記事は各サービスの参加アーティストをまとめた力作なので、定額聴き放題サービスを検討するなら一度はチェックしておいたほうがいいです。

AWA/LINE/Apple/Google Play Musicの邦楽・洋楽を独自比較!

 

定額聴き放題の本質は過去楽曲のアーカイブサービス

Google Play Musicと、たぶん他の定額聴き放題サービスもそうだと思うんですが、こういったサービスは「最新の音楽」を楽しむためのもの、というよりは過去の名曲を楽しむもの、と思っておいたほうがいいと思います。少なくともその方がガッカリしない。

特に邦楽は、人気アーティストの新曲が出るとすぐに定額聴き放題サービスで聴ける、という状況にはまだまだなりそうにない。CDの音楽メディアとしての市場価値はほぼ死んでるとはいえ、それでもレコード会社はCDを売りたがっているようですし。

ただ、邦楽も、すでに解散してる一昔前のアーティストなんかは結構充実してたり(ジュディマリとか黒夢とか)、今も活動してるけどピークはもっと昔、みたいなアーティストの全盛期の過去曲なんかも結構あります(ELTとかブリグリとか)。

で、Google Play Musicについてまとめると、

  • 洋楽聞きたいなら文句なくオススメ
  • 邦楽目的なら無料お試し期間を使って好きなアーティストの曲があるか確認
  • 最新曲に期待するのではなく過去の名曲を楽しめ

今回はこんなところです。

 

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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