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Amazon Apple Google

わたしはこれでGoogle Play Musicに決めました。定額音楽配信は音楽以外が決め手

2015/11/22

Google Play Music

Amazonからプライムミュージックが発表され、ついにAmazonも月額定額の聴き放題サービスに参入しました。これで、ネットサービスやデジタル商品の分野で骨肉の争いを繰り広げるApple、Google、Amazonの三社が出揃いましたが、わたしはよーく吟味した結果Google Play Musicを選びました。

プライムミュージックの話から始めて、プライムミュージック選ばねえのかよ、というつっこみはとりあえずおいておいてください。

その理由を今から他のサービスとの比較や今後の展望も踏まえて解説します。

 

定額聴き放題サービス勝利のカギは音楽以外

3社の定額聴き放題サービスの概要は以下の通り。

Apple Music:月額980円 曲数 数百万曲
Google Play Music:月額980円 曲数3500万曲以上
Prime Music:年間3900円 曲数100万曲以上

見ての通り、今のところ、Googleの曲数が他を圧倒しています。しかし、最終的にはGoogleとAppleのあいだの差は縮まっていくはずというのがわたしの見方です。(後述するがAmazonは他とは方向性が違うと考えているので除外)

なぜなら、どこか一社に提供した時点で、どれかに出してどれかに出さない、みたいなことしても、アーティストやレコード会社に得はないと思うから。一社独占の特約で優遇を受けられるなら別だけど、いずれにせよ、CDや1曲いくらの配信の売り上げは減る。

なので、プラットフォームの成長とともにどこも楽曲数は増えていくでしょうが、有力なコンテンツには数に限りがあるので今はリードしていても、そのうち頭打ちになる。

実際、邦楽はどこもおんなじみたいだし。

Apple Music、西野カナなどソニー・ミュージックの楽曲を配信――邦楽配信数は4社横並びに

じゃあ、どうやって他社との違いを生むかといえば、音楽以外のサービスで、ということになるはずです。

というわけで、以下からは定額聴き放題サービスを提供する各社の音楽以外の部分について解説。

 

YouTubeがGoogle最大の強み

Google Play Musicの強みはなんといっても、YouTube Redとの連携です。というか、これが本体と言ってもいい。

YouTube Redというのは、YouTube向けの有料サービスで、加入すると広告の非表示やバックグラウンド再生、オフライン再生ができるようになります。加えて、Googleはこの機能を音楽に特化した形の音楽専用YouTubeアプリの配信も予定しています。

YouTubeにはミスチルのように、音楽定額配信で曲は配信してないけどYouTubeでPVの配信をしているアーティストも多いのですが、バックグラウンド再生やオフライン再生ができるようになると、そうしたPVも実質的に定額配信曲として聴けるようになります。

日本でのサービス開始はまだのYouTube Redですが、部屋にテレビがないわたしの主な動画視聴はYouTubeとニコニコ(中高生か)なのと、また、これはあくまでわたしの予想ですが、今後GooglePlayで配信されている映画やドラマ、アニメの一部も定額配信されてもおかしくないと考え、色々な期待を込めてGoogleに決めました。

 

Amazonはあくまでプライム会員向けサービスの一環

年間3900円、月ベースに直すと325円という破格のAmazonのPrime Musicですが、始まったばかりからかもしれませんが、曲数も少なければ曲目も結構貧弱な印象。

これは定額見放題のプライムビデオもそんな感じで、同じ定額配信のHuluと比べて質、量ともにコンテンツ面で負けています。

ただ、Amazonのプライム会員の主なメリットはお急ぎ便や指定便の無料であったり、KindleなどのAmazon製品の割引などの、Amazonでの買い物に関わることが主で、音楽配信や動画配信はおまけと言うには豪華すぎますが、メインでないのは確か。

なので、音楽や動画のヘビーユーザーでなくて、Amazonのプライム会員であるなら使う価値はあるのかな、逆に言うと音楽配信や動画配信を目当てにプライム会員になるのはどうなのかな、という印象を受けます。

結局Amazonからすると、プライム会員になってもらってAmazonでどんどん買い物してほしい、というのが根底にあり、定額配信というのはそのための導線であったり、プライム会員を辞めさせないためのサービスなのです。

わたしからすると、今のPrime Music目当てにプライム会員になるのは、付け合せの豪華なサラダを食べにステーキ店に行くような感じです(生野菜嫌いなのでサラダ食えないけど)。

なので、ステーキ食べたいなあと思ったら、Googleのサービスも利用しながらでもプライム会員になっているかもしれません。

 

音楽以外が脆弱なApple

iPhoneにインストールされているMusicのアプリをアップグレードする形で始まったAppleMusic。iPhone保有者が多い日本では、3ヶ月の無料期間があったこともあり試したり、すでに本格的に使用している人も多いでしょう。

また、iPod時代からPCの音楽再生等にiTunesを使っている人からすると、iTunesベースで音楽を管理できるので、面倒も少ない。

つまり、身近で使い慣れている、という点で他のサービスよりも有利。

ただ、他のサービスと比較すると、AppleMusicは音楽以外の部分のサービスが脆弱です。GoogleのYouTubeに当たるサービスがないからです。Appleは今後、アーティストのPV配信サービスもしていくとか言ってますけど、それこそYouTubeの得意なジャンル。消費者にほとんど訴求できずに終わるのでは、と思います。

それよりも、先日Appleが発表した、iPhone Upgrade ProgramのサービスにApple Musicも入れてしまったほうがいいと思うんですがね。

毎年新しいiPhoneに買い替えられるAppleの新プログラムが気になる!

 

国内サービスやspotifyは厳しい

定額音楽配信サービスで音楽以外の部分も重要となると、国内サービスは厳しいはず。AWAを運営するavexとサイバーエージェントには、GoogleのYouTubeやAmazonのプライム会員に当たるようなサービスがない。

LINE MUSICは、大元のLINEのインストール数は多いし、若者にとっては必須のツールとなっているが相乗効果はどれくらい見込めるのか、とか思っていたら以下のような記事が。やっぱり難しそう。

LINE新サービスに批判殺到 「潮を引く」ようにユーザ離れ加速の深刻事態

海外でこの手のサービスの草分けであり大手であるspotifyはまだ日本でサービスを開始してませんが、こちらも音楽以外のサービスが乏しいことを考えると、spotifyの特徴である広告付き無料プランがどこまで受けるかにかかっています。広告付きとはいえ無料なのは大きいですが、すでに他がこれだけ攻勢をかけいているので簡単ではないと思います。広告付き無料も他が真似したら終わりだし。

 

ここまでいろいろ書いてきましたが、まだGoogle Play Musicの登録が済んでいないので、登録していろいろ試してみたらまた書きたいと思います。

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。