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事務所PCにWindows11を入れようと思ったらSurface Laptop4を買っていた話

2021年10月30日

今月、ついにリリースされたWindows11。

新しもの好きとしては早く入れたくてしょうがない、ということで、家のPCと事務所のPCをアップデートしようとしたのですが、なぜか上手くいかない。

 

SSDのフォーマットのせいで苦戦した自宅の自作PC

MBRとGPT

まず、家のPCは、去年自作したなかなかのスペック。

なので、Windows11にも簡単にアップデートできるかと思ったら思いのほか大苦戦。

というのも、PCパーツ自体は最新でも、肝心のWindowsOSの入ってるSSDのフォーマットがMBRになっていたから。

SSDのフォーマットにはMBRとGPTがあり、Windows11はGPTしか対応していません。

ただ、最近ではMBRなんてほぼほぼ使われていないので、Windows11がGPTしか対応してなくても多くのPCは問題ないはずです。

 

外見は変わっても中身は変わってなかったSSD

一方、わたしのPCの場合、自作の際にOSの入ったSSDを以前のPCからそのまま移植したり、容量が足りなくなったらクローンを作ったりしてきました。

つまり、SSD自体は何度か代替わりしているものの、中身としては5、6年くらい前からずっと変わっていなかったのです。

一応、Windows10にはSSDを初期化することなくMBRをGPTに変換するアプリも入ってるのですが、こちらはこちらでエラーで上手くいかず。

紆余曲折を経て、結局はWindowsをクリーンインストールする羽目になりました。

 

事務所PCのWindows11へのアップデートは・・・

Windows11へのアプデの最大のネックはCPU

Windows11へのアップデートはWindows10をアップデートするのと違い、それなりのPCでないと不可能となっています。

前述したSSDのフォーマットの件もそうですが、多くのPCにとってネックとなるのはCPUです。

というのも、Windows11のアップデートに当たっては、CPUがある程度新しくないとできないようになっているのです。

 

IntelのCPUは第8世代からが対象

で、CPUの条件なのですが、IntelのCPUの場合、基本的に第8世代以降でないとWindows11にすることはできません(Ryzenの場合は第2世代以降)。

インテルの第8世代CPUが出たのは2017年の10月ですので、それ以前に発売されたPCは当然門前払い。

また、それ以降に出たPCの中にも、コスト等の関係から第7世代のCPUを使っているものがあるので、注意しないといけません。

で、わたしが事務所で使ってるPCなのですが・・・、

「7th Generation」

つまり、 第7世代! つまり、門前払い! つまり、OMG!

悔しいので、いつ、このPC買ったか確認したら2018年の4月でした・・・。なぜ、あのときわたしは第8世代が載ったのを買わなかったんだ・・・。

 

Surface Laptop 4

Surfaceを衝動買い

まあ、Windows11にアプデできなくても、Windows10は2025年10月までサポートが続くそうのなので、しばらくは大丈夫、と思わないのが新しい物好きの良くないところ。

うちの、事務所のPCがWindows11に対応してないことを知るやいなや、これ、買ってました。

ちょうど、ヨドバシ.comのSurfaceセール最終日だったのもあり、ほぼ躊躇なく買ってました。・・・こわ。

 

Surfaceを選んだ理由

にしても、なぜSurface選んだかというと、その理由の一つは、今まで買ったことがなかったからという好奇心。

そして、もう一つ理由があって、それは、もう、なんか、いろいろ探すのが面倒くさくなったというのがあります。

ノートPCって、大手の国産のはスペックの割に高いし、海外のはOfficeの互換ソフトしか入ってなかったりで(仕事用のPCなのでOfficeは必須)、自分のニーズにあったのを探すのは案外大変。

しかも、事務所で使ってると、どのノートPCもなぜか高確率でモニターが映らなくなるので(帯電が原因だと思うけど、放電してもすぐ付かなくなる)、どれ買ってもまたそうなるのでは、と思ってしまうのも面倒さに拍車をかける。

それにそれに、自作PCに慣れてると、あとでパーツ買い換えればどうとでもなる、みたいな風に思っちゃうけど、ノートだとそんなこともできないし、それで思ってたのと違うPC買っちゃったら、とか色々考えると、もうなんというかSurfaceって話が早いんですよね。

 

SurfaceとWindows11を使ってみてのちょっとした感想

Surfaceの感想

で、SurfaceとWindows11を使ってみた感想なのですが、まず、Surfaceの外見はほぼMacBookですね。

USBを挿すところが少ないところまで真似なくても良いじゃん、と思うくらいMacBook。

ただ、売りにしてる画面比(3:2)は確かに見やすい。特にWindows11の場合、タスクバーが下で固定ですし。

Surfaceについては正直それくらい。

っていうと、あんま気に入ってなさそうに聞こえますが、普通に気に入ってます。

MacBookが欲しいけどWindowsPCの方がやっぱ汎用性高いよなあ、っていう場合であればSurfaceは十分過ぎる選択肢になるかと。(スタバでドヤの戦闘力は若干下がるかもしれませんが)

あと、SurfaceについてるOfficeのコードはWindows11に移行する前、つまり、Windows10のときに入れないとダメなので注意。

それを知らずに開けて早々にWindows11に入れたあとにOfficeのコードを入れたら「このバージョンののWindowsじゃ無理(意訳)」と言われ、Windows10にもどすはめに

 

Windows11の感想

Windows11については、まず、フェイスロックが標準で付いているのですが、これがかなりスムーズなので気に入っています。

フェイスロックの付いてるiPhoneを使ったことがないので、そちらとの比較はできませんが、これなら次のiPhoneは指紋認証なしのものも候補になるかなあという感じです。

あと、右クリック時の表示も少し変わりましたが、コピペやゴミ箱がアイコン表示になったのは悪くないかなって感じ。

また、売りの一つのデスクトップを複数作成できるやつは今のところ、わたしは上手く使えてないのでノーコメント。

タスクバーが下で固定なのは、今まで左右にタスクバーを置いてた自分からするとちょっと減点ですね。

そんな感じで、基本的にはWindows11については気に入っているのですが、サブモニターに時計が表示されないのは大減点。

メインモニターでフルスクリーンでゲームしてるときにサブに時計表示されないのマジ困ります。

 

まとめ

Windows11のアプデはここ2~3年くらいに買った市販のものであればおそらくそんなに苦労はしないと思うのですが、うちの場合は思わぬ苦戦を強いられました。

また、7などからWindows10に移行したPCをそのまま使ってるような場合は、おそらくWindows11への移行はできないと思うので、将来的には、xpや7移行のときのような混乱が起こりそうな気がしてます。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。行動経済学会(幽霊)会員 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 3冊の著書のほか「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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