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Android Chromebook IT

統一されては困る!こんなに違うChromeOSとAndroid

2016/03/09

なんでも、Google先生はChromeOSとAndroidの2つOSを2017年を目処に統一するのだとか。

先日の記事ではサラッと流してしまいましたが、寝耳に水、どころか、木造住宅に火炎放射器、おいおいおいちょっと待ってくれよ、ちょっと待って下さいよ(東野幸治風に)というのが、つい2ヶ月前にクロームブックを買ってご満悦だったわたしの偽らざる思い。

ChromeOSのことを知らない人からすると、Googleが作ってんだからChromeOSもAndroidもどっちも同じだろうと思うかもしれませんが、そうは問屋が卸さず大破産で滂沱の涙! ぜんぜん違うんですよ両者は!

 

違い① 起動速度とシャットダウン速度

ChromeOSは激速。Androidは激遅。

まあ、スマホやタブレットメインのAndroidでは、電源を切らずにスタンバイにしてる人がほとんどなので、起動速度はあまり気にならないのかもしれません。

逆にChromeOS(クロームブック)の場合、ノートPCなので頻繁にスタンバイにすることはない上、スタンバイにしておくと結構バッテリーを食います。よって、こまめに電源を切ったほうがいいのですが、その起動とシャットダウンが素早いのが大きな利点。

というかChromeOSの起動とシャットダウンの速さは、世の中に存在するすべてのOSと比較しても圧倒的(Macは知らないけど)なので、Androidは相手が悪いと諦めるほかないレベル。

 

違い② 動作

ChromeOSは軽い。Androidは重い。

メモリやCPUなど、端末の性能にもよるけれど、ChromeOSは比較的しょぼいスペックでも動作がサクサクなのがいいところです。なんつったってブラウザしか動かさないわけだから。

一方のAndroidは重い。低性能でも使用するアプリを最低限にしておけばいいのだろうけど、リッチにアプリを使おうと思うと高い端末性能が必要。そして、端末性能が高いということはそれだけお値段が高いってこと。後述しますが、そもそも「アプリ」ってのは便利なんだけど、動作においては結構マイナスです。

 

違い③ セキュリティ

ChromeOSは堅牢。Androidは脆弱。

ChromeOSはクラウド大前提のノートブックで、OSも当然、ネットを介して常に最新版が使用できます。それ以外にもファイルの暗号化や、無駄なデータを残さない仕組みになっているなどのセキュリティ対策が施されています

一方のAndroidは端末製造メーカー独自のカスタマイズが入っているため、メーカーやキャリアが対応しないとOSを最新にすることができません。なにせ、XperiaZ3がAndroid5.0に対応したのは、Android5.0が公開されて1年以上経ってから。もうXperiaZ4出ちゃってるよ! そう考えると、メーカーのAndroid端末で最新のOS使いたかったら最新の機種買う以外に確実な方法がないといってもいいくらい。

とはいえ、Google謹製のNexusシリーズはアップデートが速いこともありAndroidの中でも比較的セキュリティは高めです。(脆弱性修正状況からみるAndroidの安全性調査)

 

違い④ アプリ

ChromeOSは貧弱。Androidは豊富。

最もわかりやすいのはゲームで、Android端末を子供に渡したら、その日のうちにパズドラやモンストや白猫やツムツムをダウンロードしてゲーム機化してしまうでしょうが、ChromeOSのゲームアプリは海外製のものがほとんどで、それもろくなのなし。ゲーマー歴27年のわたしが言うのだから間違いありません(笑)。

また、それ以外のTwitterやFacebookのアプリも、その実態はほとんどがアプリというよりリンク。アプリボタンをクリックするとブラウザが開いて、そのサービスに飛びます。ただし、リンクであることは動作においてはプラスです。

なぜなら、スマホアプリの多くは、個別の、そのサービス専用のブラウザみたいなものだからです。なので、アプリを開けば開くほど、端末に掛かる負担は増え、開くブラウザが1つだけのChromeOSよりも動作が重くなります。

また、アプリだと、見た目では動いてないように見えても裏で動いてるアプリがAndroidにしろiOSにしろWindowsにしろたくさんあります。裏でなにか動いているということはその分パワーを取られているということで、表で何かをやろうとするときにパワー不足になると当然動作が重くなります。

一方、ブラウザ上のサービスであれば、開いてるページを閉じてしまえば、はいそれまで。余計なパワーを使うことはありません。

 

とはいえ、使用する側からするとアプリの種類は多いに越したことはありません(Windows10のストアなんて貧弱を通り越して泣けてくるレベル)。

そして、AppleStoreと肩を並べるほどのアプリ数を持つGooglePlayの資産(Androidの資産と言ってもいい)をクロームブックでも活かしたいとGoogleが考えるのは当然のことでしょう。ARC Welderという、ChromeOSでAndroidのアプリが動かすソフトを公式に出していることからもそれは伺えます。

となると、一番手っ取り早いのはChromeOSとAndroidを統一してしまうのが一番なのはわかるんだけど、でも、それでChromeOSの利点がスポイルされたら元も子もないと思うんですが…、と一人木陰でうずくまって泣こうとしていたら以下の記事が!

グーグル幹部、「Chrome OS」は存続と明言--「Android」に統合との報道を否定

良かった! 本当に良かった! 今夜はすき焼きだ! 赤飯だ!

そりゃそうですよ。上に上げたように、ChromeOSとAndroidは同じ会社のOSとはいえ全然別物なんだから。AppleだってiOSとOS Xを別物扱いしてるんだから。

実際にはAndroidのアプリをChromeOS上でもっと楽に扱えるように目指すということらしいです。現状のARC Welder経由は、Android端末が別に必要な上、作業も複雑(にもかかわらず、互換性もいまいち)。普通の人にはまず無理な代物でしたからね。

 

はー、よかったよかった。そういえば先日、名古屋初出店のヨドバシカメラ松坂屋名古屋店に行ってきたら、クロームブックが結構置いてあって、買い換える気もないのに1人ニヤニヤ。とくにASUSのタブレットにもなるクロームブックがあったのは嬉しい驚き。

というか、9月の段階でも目は付けてたんだけど、日本未発売で手を出さずじまいでした。いつの間に日本発売していたのか。日本発売とヨドバシの出店があと2ヶ月早かった絶対買ってたけど、さすがにクロームブックの二台持ちはね…。誰か、今のクロームブック2万円くらいで下取ってくれませんかね?

 

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名古屋の社労士事務所、川嶋事務所の代表で、このブログの筆者。 新しいこと、もの、特にIT関連が大好きで、社労士としては会社・労働者のITトラブル対策・就業規則作成が得意分野。 2016年4月から9月まで中日新聞で「働く人を守る労働保険」を連載、開業社労士専門誌「SR」に寄稿するなど、メディアでの執筆活動も。